娘2人をもつ母として、残酷でとても悲しいい事実を今日知りました。
そして小学校に上がることには学校ではなく働かされる現状。
生理が来てすぐに結婚と出産。
小学生や中学生はまだまだ親の元で安心して暮らし、勉強に励む頃。
そして成人になっても女性は収入も発言力もなく、何のために生きているのか。
2022年3月より、プラン・インターナショナルは「いま、この世界で、命を落とす理由が女の子だからなんて、あってはいけない。」というメッセージで新しいキャンペーンを展開し、首都圏の電車などに広告を掲示しています。
特に途上国の女の子や女性たちは貧しさの中にありながら「女の子だから」、女の子・女性であることで社会の底辺に置かれ、普通の生活を送ることすら困難な状況にいます。
途上国の女の子たちは、差別や偏見のために、より過酷な現状に置かれがちです。
年齢があがるほど、男の子に比べて、学校に通えない女の子の割合が高まる。
・幼い年齢で結婚を強制され、未熟な体で危険な出産をする。
・毎日の水汲みは女の子の仕事だと決められている。
・食事や医療は後回しにされる。
・事故や暴力、誘拐などの危険と隣り合わせ。
・生まれてくることさえできない。
「女の子だから」社会の底辺に置かれ、命が軽く扱われることなどあってはなりません。
地域に根づいた価値観を変えていくには、女の子自身が課題を認識し、声を上げられるようになることが必要です。
プラン・インターナショナルは活動を通して、女の子たちに寄り添い危険から守るとともに、本来持って生まれた能力を発揮する機会を提供していきます。
女の子が変われば、家族や地域の人々、そして環境が変わっていくのです。
プラン・インターナショナルの支援活動では、彼女たちが本来もっている力を発揮できるよう、支え、見守ります。
女の子の環境を変える
女の子が、暴力・差別にあわず安全に成長できるように支援します。
学校へ通い続けるために、女の子自身のみならず、男の子や周りの大人への啓発活動も実施。
背景にあるさまざまな問題の解決を目指します。
正しい性の知識
包括的な性教育を実施し、早すぎる結婚、出産や女性性器切除など、心と身体を傷つける慣習の根絶を目指します。
月経衛生管理など、女の子たちが心も体も健全に生きるための支援を行います。
生計向上に向けた支援
無収入だった女の子・女性たちが、収入を得るための手助けをします。
子どもの教育費や家族の生活費をまかなえるようになるほか、女性たちの生きる自信にもつながります。
あとがき
平和な日本で暮らしている私たちには想像を超えるほど過酷な現実に生きる女の子たち。
知ること、そして思いを馳せることで、遠かった国は近づいていきます。
私たち女性が支援に参加することで、女の子たちの成長を見守り、「生きていく力」を身につけていく過程を応援することができます。
1人でも多くの支援があれば、その変化はやがて地域、国、世界へと広がっていくのです。