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鯨のお腹から1トンちかいプラスチック廃棄物見つかる!カリフォルニア州でビニール袋禁止!

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鯨の中から科学廃棄物、カリフォルニア州、プラスティックバック廃止
カリフォルニア州の食料品および日用雑貨品店、薬局では2015年7月1日以降使い捨てのビニール袋が廃止になる制度が決まった。
また、コンビニエンスストアや酒店では、その一年後の2016年7月1日以降にこの制度が施行される。
今後は、紙袋やレジ袋を利用する場合は10セント(約11円)店側に支払わなければならない。
この条例は、環境保護活動家らの支持を受けてロサンゼルスやサンフランシスコ市ですでに採用されている。
(AFPBB Newsより)
同じ頃、アメリカのIWC科学委員会では、海洋に投棄される年間数百万トンのプラスチック廃棄物が、クジラに致命的な脅威となる恐れがあると指摘した研究結果を発表した。
過去20年の調査論文を分析したところ、クジラやイルカなど80種がが、海洋投棄物により健康を害したり死んだ例が数百例あった。

これまでも、ビニール袋や漁具が鳥やカメ、小型のクジラなどにからまることの危険性は知られていたが、大型の水生哺乳類がプラスチック廃棄物を飲み込むと、障害を負ったり死亡する危険があると指摘している。

被害にあった鯨の事例

■アメリカ、カリフォルニア州沿岸(2008年)
漂着したマッコウクジラ2頭の内臓から、大量の漁網や合成繊維などが見つかった。
1頭あたり250キロも投棄物を飲み込んでおり、1頭の胃は破裂していた。
また、もう一頭のクジラも、消化管にプラスチック廃棄物が詰まって、食料を十分にとれない状態だった。
■イタリア南部アドリア海沿岸(2009年)
漂着したマッコウクジラ7頭の胃腸からも、釣り針やロープ、プラスチック廃棄物が大量にみつかった。
■フランス、ノルマンディー地方沿岸(2002年)
流れ着いた死んだクジラの胃から、ポリ袋など1トン近いプラスチック廃棄物が取り出された。
中には英国のスーパーチェーンのレジ袋も含まれていた。
鯨の中から科学廃棄物、カリフォルニア州、プラスティックバック廃止

最後に

また、アメリカの研究で太平洋のゴミベルトは過去40年で100倍になっていると報告されている。
先進国のアメリカが未だにエコバックを利用していないことにとても驚き、現在もたった2つの州でしかまだ施行されていないことに衝撃を受けました。
日本ではエコバックの利用や、ゴミの分別そしてエコ・リサイクルも今では当たり前の週間になっています。
この記事を読んで人間は進化する過程で、自分達の便利さだけを求め、環境のに対しての配慮がとても低いことに気が付きます。

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