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過去40年間で世界の野生動物が半減!貧困、内戦、社会制度の崩壊、人口急増など社会的要因も。

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人類の野生動物減少、貧困、内戦、人口増加
1970年から2010年までの40年間に世界の野生生物の半分以上が姿を消した。

地球全体の哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類の個体数が同40年間で52%減少したと推定される。

日本の高度経済成長期と重なるように、動物たちが消えた。
1975~2000年には毎年4万種が絶滅。
13分に1種が絶滅している計算になる。
6度目の大量絶滅時代ともいわれ、陸上と海洋に生息する代表的な種の個体数は39%減少、淡水生物の個体数は76%減少している。
人類の野生動物減少、貧困、内戦、人口増加
そして現在地球上の人口は70億人。
1970年の2倍の人口数になってる。
地球上から自然動物が消え、逆に増え続けつ人口。
これには貧困、内戦などによる社会制度の崩壊・不安定による政策や制度の不備、人口の急増など、きわめて社会的な要因も考えられる。
■野生動物のための2つの国際条約

・ワシントン条約

1975年に発効。
経済的な価値のある動植物が商取引の対象となる場合に乱獲につながるという点に着目して、野生生物の国際取引を規制し、その保護を図ろうとした条約である。

・ラムサール条約

1975年に発効。
特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約のこと。
水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地を保全することを目的とした条約であり、各締約国がその領域内にある国際的に重要な湿地を指定し、保護することを定めている。
人類の野生動物減少、貧困、内戦、人口増加

■野生動物が減っている主な原因

・環境の悪化や破壊による生息域の減少
・リサイクル乱獲
・生態系の変化
・農作物や家畜を守るための捕獲
野生生物種の減少が最も進行していると考えられているのが、アフリカ、中南米、東南アジアの熱帯林地域。

■上記の地域の原因

・焼畑移動耕作による森林の減少
・過剰な薪炭材の採取
・過放牧
・無秩序な用材の伐採
人類の野生動物減少、貧困、内戦、人口増加

■グローバルな問題

酸性雨
地球温暖化
オゾン層の破壊
生物多様性の減少
途上国の観光・公害問題
砂漠化
有害廃棄物の越境移動
海洋生物の劣化
森林の減少・劣化

■ローカルな問題

自然環境
大気汚染
水・土壌問題
ごみ・リサイクル
エネルギー
健康・科学物質

最後に

以前から絶滅の危機は問題視されていましたが、ここ数年のスピードは異常なほどで、それには人類の活動によってこれらの種の絶滅が生じていると考えられるものが多数あります。
野生生物種の減少が進むことにより、密接に関わり合ってきた生物の相互関係が崩れ、人類の存続そのものが危うくなることが心配されています。
そして全ての生物は生態系の中で、それぞれ重要な役割を担っていますが、人間はその仕組みを全て理解しているわけでもないし、全ての生物は一度絶滅してしまえば再び人間の手では作り出すことはできないということがとても深刻なことだと思います。

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