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ビルの裏側に広がるスラム街!バンコク最大の「クロントイ・スラム」に暮らす人々の生活とは?!

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ビルの裏に広がるスラム、バンコク最大のクロントイ・スラム
東南アジア諸国連合(ASEAN)屈指のビジネスの中心地でもあり、観光立国でもあるタイ。
首都バンコクには高層ビルが建ち並び、今では世界中から観光客が押し寄せる人気ぶりです。
しかし、表面ではバンコクは豊かさを謳歌しているように映っていますが、そのビルの裏側にはスラム街が広がっているのも事実です。

バンコク最大のスラム「クロントイ・スラム」だけでも10万人が生活し、日雇い労働者や麻薬中毒者など、ここでは劣悪な生活を送っている人々が多くいます。

ビルの裏に広がるスラム、バンコク最大のクロントイ・スラム
クロントイにはバンコクで一番広い市場がある事でも有名です。
バラックやトタン屋根の路上のマーケットが広がり、多くのタイ人がここを利用しています。
様々な飲食店の食材はここクロントイ市場から仕入れているようで、朝一番に新鮮な食材を並べる為に前日の夜ここを訪れ買い付けにきているそうです。
中でも様々な肉が夜の9時頃から生きた状態から裁かれ、新鮮なものが売買されるそうです。
床は泥だらけで、悪臭が漂い、夜なので治安も悪いので、外国人が気軽に訪れられる場所ではありませんが、こういった場所も確かに存在します。
ビルの裏に広がるスラム、バンコク最大のクロントイ・スラム
BTSが開通し、スラムの規模は狭くなったものの、クロントイスラムは時が止まっているかのように、タイの昔ながらの生活がそこに残っています。
昔はスクンビット一体は湿地帯だったそうで、高速道路南の線路を奥に進むと沼地にコンクリートを張り、水に浮かぶように生活をしています。
ビルの裏に広がるスラム、バンコク最大のクロントイ・スラム
観光客は絶対気がつかない場所にあり、政府や裕福層の投資家たちも相手にしておらず、忘れ去られ時代からも置いてきぼりになっています。

スラム街の数

タイ全土/約5500
バンコク/約1900カ所
バンコクに仕事を求めて移ってきた家族は、子供が生まれても出産を役所に届け出ない親が多く、出生証明書がない子どもは学校に通うことができません。

最後に

タイには私たち外国人が観光で来ただけでは見えない、裏の世界が存在します。
それは近隣諸国でも同じような問題を抱えており、内戦により学校へ通えなかったり、村に学校がなく子どもたちがなかなか学校に通えないところもあります。
しかしアジアの国々では、教育がないと貧困に向かってしまう負のサイクルが存在し、親はいい大学へいれようと必死です。

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