今日ご紹介する本は阿川佐知子さんの「おいしいおしゃべり」です。
「おいしいおしゃべり」は阿川佐和子さんの待望の、美味しいグルメと人をテーマにしたエッセイ集です。
タイトル:おいしいおしゃべり
著者:阿川佐和子
出版社:東京書籍
出版日:2000年8月
購入価格:533円
ジャンル:エッセイ
阿川佐和子(あがわ さわこ)
1953年東京生まれ。
日本のエッセイスト、タレント。
慶應義塾大学文学部西洋史学科卒業。
父親は小説家の阿川弘之さん。
■阿川さんの受賞歴
1999年「ああ言えばこう食う」講談社エッセイ賞
1999年「ウメ子」坪田譲治文学賞
2008年「婚約のあとで」島清恋愛文学賞
あらすじ
TV、エッセイ、小説と幅広くご活躍の阿川佐和子さんのエッセイをまとめた一冊。
台湾の小籠包、二月のニラブタ、とれたてのいんげん豆のバター炒め、アメリカのアップルパイなどお腹が空いてくる題材ばかりです。
とっておきの味の出会いは、とっておきの人との出会いと同じくらい忘れ難いもの。
自己流料理のモットーにする著者が、世界中で出会った美味しい思い出をまとめたものです。
短期旅行の台湾やイタリアに、長期滞在していたアメリカの食文化も紹介されています。
第三章の「おいしいおしゃべり」では、幼い時の話や身近で起きた出来事が描かれています。
個人的には第一章、第二章のエッセイより、第三章が読みやすく面白かったです。
最後に
阿川佐知子さんは海外移住経験もあり、適度にサバサバした感じが読んでいて感じられます。
テレビでも見せてくれる素敵で面白い人柄と、美味しいものが沢山詰まった女性向けの1冊です。