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走る目的は、人それぞれ「ウィメンズマラソン」坂井希久子

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走る目的、人それぞれ、ウィメンズマラソン、坂井希久子

今日ご紹介する本は、坂井希久子さんの「ウィメンズマラソン」です。

タイトル :ウィメンズマラソン
著者 :坂井希久子
出版社 : 角川春樹事務所
出版日 :2016年2月12日
文庫価格 :638円
ジャンル :文庫

坂井希久子(さかい きくこ)

1977年和歌山県生まれ。

日本の小説家、官能小説家、エッセイスト。

同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。

会社員を経て、プロ作家を志し上京。

2007年度末に「想い出ひらり」が山村教室年間最優秀賞を受賞。

小説講座での研鑽を経て、2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)。

ウィキペディア: 坂井希久子

内容紹介

走る目的、人それぞれ、ウィメンズマラソン、坂井希久子
岸峰子、30歳。

シングルマザー。

幸田生命女子陸上競技部所属。

自己ベストは、二〇一二年の名古屋で出した2時間24分12秒。

ロンドン五輪女子マラソン代表選出という栄誉を手に入れた彼女は、人生のピークに立っていた。

だが、あるアクシデントによって辞退を余儀なくされてしまい。

そして今、二年以上のブランクを経て、復活へのラストチャンスを掴むため、リオ五輪を目指し闘い続ける。

このままじゃ、次に進めないから。

一人の女性の強く切なく美しい人生を描く、感動の人間ドラマ。

少しずつ成長していく主人公と移り変わる環境。

マラソンに関わる選手、監督を実在の人物と微妙に被せることによってリアリティを出しています。

女性ならではの視点で書かれたストーリー。

ただヒロインの傍若無人っぷりに少々イライラしながら読んだ感じでした。

マラソンや体を動かすことに興味のない人には退屈かもしれません。

あとがき

マラソンを走っているランナーの心理描写に臨場感を感じでリアリティがありました。
私も2児の母ですが、もう少し手が離れたら、もう一度マラソンを走ってみようと思える一冊でした。

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