群馬県の桐生市は歴史的建造物と、それを活かしたモダンなショップが融合する魅力的な街です。
東京からは東武浅草駅から新桐生駅まで特急りょうもう号で約1時間40分で来ることができます。
桐生の街を見所は大きく4つに分けることができます。
1、水道山のトレッキングコース
2、史跡、文化財、織物資料館を巡るコース
3、桐生が岡動物園、桐生が丘遊園地で遊ぶコース
4、織物体験とオシャレなショップを巡るコース
今回は2の「 史跡、文化財、織物資料館を巡るコース」をご紹介します。
桐生の町中には当時の染色工場や織物工場の他、酒蔵や塩の貯蔵庫などがギザギザのノコギリ屋根の独特の建造物の形で今も大事に保管されています。
それも桐生市の中に22ヶ所も点在しています。
有名な建造物
・有鄰館
・織物参考館 紫
・桐生織物記念館
・水道山記念館
・西桐生駅舎
・同窓記念館
またまわりを見渡すと山々に囲まれ、少し行くと素朴な桐生川が流れており、これからの紅葉シーズンにもぴったりの観光スポットだと思います。
おすすめ散策ルート
①ベーカリーカフェ・レンガ
天然酵母にこだわったパンをお店の中で焼き上げて提供しています。
敷地内にはそば処「恋瓦」と、織物工房「風花」も隣接されています。
②四辻の斎嘉（旧斎嘉織物）
③工房 金田丸岡平
観光案内所のすぐ近くにあり、紅葉した蔦がノスタルジックな印象でした。
④金子織物（金子家住宅）
金子織物の近くには酒蔵、工場など民家に混ざって様々な文化財が当時の趣のまま残っています。
⑤有鄰館
桐生市桐生新町の”重要伝統的建造物群保存地区内”にあります。
江戸時代から昭和時代にかけて使われていた、11棟の蔵群が集まっています。
館内は無料で見学ができて、案内所・カフェ・からくり人形館が併設されています。
当時の有鄰館の敷地図
かつては酒・味噌・醤油・塩・穀物を醸造し、保管するために使用されていました。
塩蔵
煉瓦蔵
お酒は、日本酒の他に洋酒・ビールも貯蔵されていました。
今でも綺麗に保管され、ゆっくりと見学することができます。
桐生市で毎月行われるイベント
■天満宮古民具骨董市
日の出〜日没、第一土曜日
■買場紗綾市
10:00~15:00、第一土曜日
■からくり人形芝居上演
10:00~14:00、第一土曜日
■フリーマーケット桐生楽市
第一土曜日
■日限地蔵尊縁日
5:00~17:00、毎月24日
最後に
東京からもわりとアクセスしやすい場所にあり、あまり知られていない群馬県の桐生市。
実は商業と織物・染色工業が栄えた街でもあり、現在もその建物や蔵は綺麗に残っています。
無料で見学できる施設や、伝統的な織物や染色実際に体験出来る施設もあります。
また街歩きだけではなく、山々に囲まれた桐生は気軽にトレッキングできるコースや、のどかな桐生川沿いの土手を散歩するのもおすすめです。
