元々お米が主食の日本ですが、最近は自家製酵母を使った本格的なパンを販売するお店も増えています。
日本のパンのバリエーションは豊富で、本場フランスなど欧米諸国の人に言わせると、もう既にパンではなく料理の一つとも言われてるほど進化し続けています。
メロンパンあんぱんは海外にはない新しい発想で外国人にも高評価を受けていますが、逆に日本のパンは柔らかすぎて体に悪そうという声も聞きます。
今日は日本のパンが今に至るまでの、様々なパン文化をご紹介したいと思います。
調理パンの発展
パンの種類は大きく分けると、しょっぱい惣菜パンと、甘い菓子パンです。
日本は季節によって旬の食べ物や果物がある為、消費者が飽きないように限定商品が登場しています。
また最近は高級食材を使ったり、健康志向を意識したパンまででています。
手作りパンの流行
家庭向けのパンこね機(ニーダー)や、家庭用オーブンが普及し始めると、自宅で手作りパンを作る人が増えました。
ハンバーガーブーム
米国のマクドナルドが日本に上陸したのは1971年のことです。
1号店は東京の銀座にオープンし、今では日本に馴染みのバンズ(丸いパン)にパテ(ハンバーグなどの具材)を挟むスタイルは定着しています。
パン教室の登場
料理教室に並び、パン教室が全国で登場し家庭でも美味しいパンを作るために大人気となりました。
コンビニパンの進化
2000年代からはコンビニのパンも一気に進化しました。
独自のマーケティングで、消費者のニーズをとらえたものを自社で開発し生産するようになりました。
ホームベーカリーの浸透
様々な家電メーカーから、全自動で作れるパン焼き機が発売されました。
これにより朝食は焼きたてのパンを食べたいという人が増えました。
最後に
こうしてみてみると、今市場にでている様々なパンに辿り着くまでには、その時代のならではのブームが今の日本のパンに繋がっていることがわかります。
日本は常に革新的に試行錯誤を重ね、時代にあったパンを生み出すことに力をいれています。
一言で言うとパンの多様化です。
これは海外のどの国にもない日本人ならではの熱意と努力が感じられます。
また最近はご当地の特産品を加えたパンも密かに人気が出ており、地域を代表するご当地メニューになっているパンもあります。