今日ご紹介するパン屋さんは荏原町にある「Maison de les Musigny」(メゾン ド レ ミュジニー)です。
荏原町エリアの源氏前小学校近くに2013年4月にオープンしました。
2号店「Cafe de LA TACHE」(カフェ ド ラターシュ)はカフェスペースがあって美味しいパンとコーヒーがいただけます。
販売しているのはフランス出身のパン職人 フィリップ・ビゴ氏の製法を受け継ぐパンで、全て保存料無添加なんだとか。
商店街から一本奥に入りそのまま住宅街に進むと、角に黒猫がモチーフになっているお洒落な看板が見えてきます。
店内もシンプルで奥がガラス張りの工房になっています。
メニューはバゲットを始め、キッシュロレーヌ、クロワッサン、クロックムッシュ、パンペルデュ、フレンチトーストなどフランスを代表するパンが並びます。
一度にたくさんは並びませんが、一日を通して順番に焼き上げ作りたてを店頭に出している感じがします。
クロックムッシュサーモン&アボカド(260円税抜)
玄米入りの食パンの間にサーモンとアボカドを挟み、上にクロックムッシュの特製ソースとチーズをのせて焼き上げたもの。
食パン2枚分なので結構ボーリュームがあり、ランチにもぴったりな食事パンです。
味はもちろん言うまでもなく美味しかったです。
パンオショコラ(250円税抜)
フランスで定番のパンオショコラ。
もしかしたら買った当日に食べていれば表面はカリカリだったかもしれませんが、翌日は全体的にしっとり食感。
でもそれはそれで美味しく、中のビターチョコとよく合います。
パンフロマージュ(250円税抜)
フロマージュとはチーズのこと。
ハード系のパンの中にたっぷりとチーズを仕込んだパンです。
ラグビーボールのような形で重みもずっしりとしています。
パン生地もしっかり弾力があり、噛むことに小麦の味とチーズの塩気が口の中に広がります。
塩パン(150円税抜)
塩パンといっても他店と比べるとごく控えめにバターと塩が使われているのがわかります。
ほんのりレモン風味でさっぱりとしたロールパンのような感じ。
ここまでシンプルだと、中にお惣菜を包みたくなります。
くるみパン(120円税抜)
まんまるフォルムのパンの中にはくるみが入っています。
この値段もあってくるみの量は少なめ。
しかし、ボリュームもあって食べ応えがあります。
ダノワーズ・レザムルーズ(220円税抜)
赤と黄色の桃のコンポートが乗ったデニッシュ。
コンポートは食感がきちんと残っていて想像以上にジューシーでフレッシュなパンです。
デニッシュ生地の甘さも考慮して甘さも控えめ。
りんごとさつまいものデニッシュ(220円税抜)
カリカリ、サクサクのデニッシュ生地にりんごとさつまいもの季節感あふれるペーストが詰まった一品。
濃厚なカスタードクリームと相まってとても美味しいです。
ダノワーズ シナモン(220円税抜)
うずまきのデニッシュ生地に、レーズンとシナモンを絡めた甘いパン。
シナモンはそこまで風味が強くないので食べやすいです。
そしてなかなかのボリューム。
午後のティータイムにぴったりのおやつパンです。
Maison de les Musigny(メゾン ド レ ミュジニー)
■住所 :品川区中延6-10-1
■Tel :03-6426-8275
■営業時間 :9:00~19:00(商品がなくなり次第終了)
■定休日 :月曜日
■Webサイト : メゾン ド レ ミュジニー
■アクセス :東急大井町線 荏原町駅よ徒歩5分、東急大井町線 中延駅よ徒歩5分
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あとがき
駅前の活気溢れる三間通りから一本入った閑静な住宅街にポツンとあるのが「メゾン ド レ ミュジニー」。
一歩お店の中に入ってみると、工房で一生懸命次のパンを作っている姿が垣間見れたり、ガラスケースに並ぶパンの種類を見れば本格的だと言うことがすぐ伝わります。
一個一個のパンのサイズも大きめなのでコスパも高い方だと思います。
ここは家からはちょっと遠いけど通いたくなるパン屋さんです。