今日ご紹介する本は、朝倉かすみさんの「幸福な日々があります」です。
タイトル :幸福な日々があります
著者 :朝倉 かすみ
出版社 : 集英社
出版日 :2012年8月3日
価格 :700円
ジャンル :文庫
朝倉 かすみ(あさくら かすみ)
1960年8月10日北海道小樽市出身。
北海道札幌手稲高等学校卒業。
北海道武蔵女子短期大学教養学科卒業。
2003年、「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞受賞。
ウィキペディア: 朝倉かすみ
内容紹介
森子46歳。
祐一49歳。
結婚生活10年を迎える。
元日の朝、森子の発言が平穏な結婚生活を一変させた。
妻が夫に別れを告げるとき。
移ろい行く夫婦の心情を綴る、長篇小説。
離婚を望む一人の女性の移りゆく心の軌跡人はなぜ同じではいられないのか。
幸福な結婚生活を送る森子。
なのに別れを決心した。
理由は夫として好きじゃなくなっただけ。
そんな理由に納得がいかない夫と森子の平行線の日々は続く。
物語は10年前と、離婚に向けて協議を続けながら独りで生きる今が交互に描かれます。
妻への愛情も本物かだんだん疑問に思えてきます。
ただ一人になるのがイヤなだけかも。
さまざまな夫婦感がありますが、このストーリーは最後までしっくりこなかったです。
あとがき
現代の日本では離婚率も高くなってきてはいますが、どこにでもありそうな夫婦の話ですが、なかなか頭にはいってこない。
ジャケットに惹かれましたが、内容はとても単調で眠くなるような本でした。