「PAUL」(ポール)は、パリで250店舗以上を展開するブーランジェリー(フランス語でパン屋さん)。
日本には東京駅近くに第一号店をオープンさせ、1889年の操業以来レシピと製法を厳格に守り続けています。
フランスでよく食べられるバケットやカンパーニュは、独自の契約栽培をしたフランス産の小麦のみを使用する拘りがあります。
デニッシュペストリーも全て、フランス直輸入の生地を使用しています。
そんな世界で有名な「PAUL」(ポール)がバンコクの新商業施設「Central Embassy」(セントラル・エンバシー)にオープンしました。
白と黒を基調としたカフェ&レストランと、離れにオープンカフェが併設しています。
もちろんテイクアウトも可能で、平日でも行列ができるほど人気のブーランジェリーです。
人気商品はなんといってもフランスパンとカンパーニュ、ペティストリー、クロワッサン、そしてフランスの定番菓子、巨大マカロン、エクレーヌ、タルトレットなどのフランスならではの種類豊富なスィーツが並です。
▪️価格帯
・パン、スィーツ 50〜300バーツ
・カフェ 80バーツ〜
・一品料理 250バーツ〜
奮発してチーズを買った時や、来客時に最適なのは、「PAUL」(ポール)の長いフランスパンです。
プレーンとセサミがあり、どちらも50バーツほどで購入できます。
油紙からパンを取り出すと、風味豊かな小麦の香りが漂ってきて、とても幸せな気持ちになります。
手でちぎると表面はパリパリ、中はしっとりした弾力が手に伝わります。
日本で売っているフランスパンのように中は白ではなく、薄茶色で断面の空気砲(クープ)も均等で、それはまさしく美味しいパンの証拠です。
フランス人はフランスパンを買った直後に、先端の硬い部分を齧って食べると聞いたことがあります。
先端の硬い部分は噛めば噛むほどに小麦の風味が広がります。
パンの糖分が焼けカラメルのような仄かな味と、リッチな小麦の味には納得できます。
■日本で有名ベーカリーチェーン店
・ヴィ・ド・フランス
・アンデルセン
・サンジェルマン
・ドンク
・ポンパドウル
・サンメリー
・ベーグルアンドベーグル
・メゾンカイザー
・ドミニク・サブロン
・ブランジェリタケウチ
・ポール
詳細
住所:Central Embassy 2Floor 18 True Tower,Rachadaphisek Road,Bangkok
TEL:02-119-7777(代表)
営業時間:10:00~22:00
ホームページ:http://www.centralembassy.com/
アクセス:BTSプルンチット駅直結、スカイウォーク徒歩2分
最後に
最近のパン屋さんの傾向は、店内に厨房をもつリテイルベーカリーが主流になっており、焼きたてのパンがその場に次々並べられるのが特徴です。
「PAUL」(ポール)は欧米人に馴染みのあるベーカリーの為、デイリー利用で至って普通ですが、タイでは第一号店とだけあって、皆お店の前で記念撮影しているひとも多かったです。
ここの特徴は、パンに使用する小麦に最も拘りをもっており、バケット以外の商品も期待ができます。