世界の出来事

世界中で地球を救う「肉のエコ化」が進行中

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世界中、地球を救う、肉、エコ化、進行中

現在、アメリカでの肉消費量はここ数年と比べると異常に高まっています。

1960年以降、世界の食肉生産量は4倍に増え、年間2億8000万トン以上になるのだとか。

その原因は主に、家禽の価格を下落させる鶏肉の過剰供給が原因だといわれています。

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一方、エコを意識する消費者が拍車をかけるトレンドを利用して利益を上げようとする食品大手企業が、世界中で増えています。

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大手ファストフードチェーンも

多くの企業が動物愛護の人々に配慮しようすると、「グリーン・ウォッショング」(うわべだけの環境配慮)という批判に直面しています。

アメリカの鶏卵生産者の95%を代表する業界団体は2016年6月に、オスの鶏の雛を生きたままミンチにする恐ろしい習慣を徐々に廃止する意向だと発表しています。

また、大手ファストフードチェーンのマクドナルド、タコベルといった多くの食品大手企業は、ケージ飼いされていない鶏、つまり「ケージ・フリー」の鶏卵に切り替えつつあります。
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しかしその製品は「クルエルティ・フリー」(残酷さがない)とは保証していない、と批判を招いているのです。

実際には「ケージ・フリー」のニワトリは、今でも過密な小屋の中で、外に出られることもなく飼育されているのだという。

「グリーンミート」で牛のガスを減らす

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過激な環境保護団体やポール・マッカートニーら菜食主義者のセレブたちが、牛は「大量破壊兵器」だと訴えています。

牛肉が高血圧や心臓病の原因になるだけでなく、牛が熱帯雨林や農地を破壊し、温室効果ガスを排出していると懸念されています。

世界の温室効果ガスの18%に関連しているといわれる牛のゲップから出されるメタンガス。

畜産農家が与える大豆やトウモロコシがメタンガス発生の原因になっているのです。

アメリカのバーモント州の農家では、大豆やトウモロコシをやめて、代わりに昔ながらの亜麻やアルファルファを餌として与えてみたところ、牛が健康になって牛乳生産量が増えた上、 メタンガスの排出量を減らすことに成功。

カナダでも牛の飼育が温室効果ガスの72%を占めているといわれており、飼料の配分を変えて繊維質や、脂肪、でんぷんで栄養分のバランスをとるようにしているのだとか。

動物福祉と環境に良いものを

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今年5月に、「スパム」で知られる食肉加工最大手のホーメル・フーズは、コロラド州ボルダーを拠点とするベジタリアン向けの有機ナッツ・バターの会社、ジャスティンズを買収しました。

畜産業界は総じて、動物福祉と環境への影響の懸念に対処するように、世論が高まっていると感じているからです。

畜産業での抗生物質の過剰使用が、危険な「スーパー・バグ(抗生物質が効かない耐性菌)」を生み出しているといいます。

また、動物愛護団体の主張によると、農場主は劣悪な飼育環境の影響を抑えるために、過剰な抗生物質を与えているのだとか。

このため大手の家畜業者は、抗生物質フリーの鶏肉の提供を増やしているのです。

植物由来のお肉

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世界最大の食肉加工企業タイソン・フーズが、植物由来のフェイクミート(肉代替食品)製品を作る会社の持ち株の5%に出資したというニュースをみました。

経済ニュースサイト「ザ・ストリート」によると、この発表で10月11日のタイソン・フーズの株価は急騰したという。

タイソン・フーズの出資によって、植物タンパク質関連市場が成長していることが証明されたのです。

植物由来の肉代替食品に対する需要は、動物福祉への関心・健康食志向・畜産業が環境や気候に及ぼす影響への懸念拡大など、さまざまな要因で世界的に拡大していることがわかります。

最後に

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長は、1週間のうち最低1日は肉を食べないよう求め、海外では「ミートフリー・マンデー(肉を食べない月曜日)」というキャンペーンが始まっています。
日本でも魚の価格が上昇し、安価のお肉の需要が増えているのが現状。
私達も価格や欲だけではなく、家畜の劣悪な飼育環境や地球に及ぼす環境破壊のことを考えて物を選ばないといけない時代にきているのです。

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