コラム

著書はらだ みずき「最近、空を見上げていない」本を買い、本を読む意味を忘れないでほしい

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はらだ みずき、最近空を見上げていない、本を買い、本を読む意味を忘れない

今日ご紹介する本は、はらだ みずきさんの 「最近、空を見上げていない」です。

その書店員は、なぜ涙を流していたのだろう。

時にうつむきがちになる日常から、一歩ふみ出す勇気をくれる本。

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本を愛する人へ贈る、珠玉の連作短編集です。

タイトル:最近、空を見上げていない
著者:はらだ みずき
出版社:角川文庫
出版日:2013年11月22日
価格:562円
ジャンル:文庫

はらだ みずき

千葉県生まれ。

法政大学経済学部卒。

商社、出版社勤務を経て、小説家としてデビュー。

「スパイクを買いに」(角川文庫)、「帰宅部ボーイズ」(幻冬舎文庫)、「ホームグラウンド」(本の雑誌社)などスポーツにまつわる本を数多く出版しています。

あらすじ

物語は、「本」にかかわる仕事に就く限られた人たちが中心に登場します。

出版社の営業マンの作本龍太郎は、ある日、書棚の前で静かに涙する書店員を目にします。

「赤いカンナではじまる」は、彼女はなぜ涙を流していたのだろうという場面からストーリーが始まります。

やがて、思いもかけない物語が明らかにされます。

はらだ みずき、最近空を見上げていない、本を買い、本を読む意味を忘れない

「最近空を見上げていない」は、営業部との折り合いが悪い編集者が主人公。

「美しい丘」に登場する旭川から上京してきた青年は、一体何を探しにきたのか。

「最後の夏休み」夢と現実のちがいに戸惑う保育士さんの心温まる話。

本を通じて作本が出逢った、自らの思いに正直に生きる人たちとの、心あたたまる4つの物語。

生きていれば悩みはつきもの。

時にはうつむきがちになる日常から、ちょっと空を見上げてみようと思わせてくれる一冊です。

はらだ みずき、最近空を見上げていない、本を買い、本を読む意味を忘れない

不況はこの書店業界にも例外なく押し寄せ、人々の活字離れは急速に進んでいます。

昔からあった近所の書店は姿を消し、代わりに効率を重視した大型チェーン書店が生き残る術を模索している世の中になってしまいました。

人々は本を買い、思い思いの場所と時間に本を読む、という意味さえ失いかけているように思えます。

はらだ みずき、最近空を見上げていない、本を買い、本を読む意味を忘れない

最後に

「最近、空を見上げていない」というタイトルに惹かれて手に取った一冊。
最近は多くの人が漫画喫茶で漫画を読み、大型の古本屋やオンラインショップで本を買うような時代です。
しかし、書棚の前で自分にあった本が見つかった瞬間や、本を読み終わってからその話題で友人や家族と感想を言い合ったり、本は人の心を豊かにしてくれます。
私はベストセラー小説じゃなくても、心が温まる一冊をこれからも探し続けたいです。

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