タイにの街中で多く見かける、有名ドーナツチェーン店「ミスタードナッツ」と「ダンキンドーナツ」をリサーチしてみたいと思います。
「ミスタードーナッツ」は日本にも馴染みがあるドーナツチェーン店で、バンコクでも手頃な価格で販売していおりタイ人にも人気があります。
一方「ダンキンドーナツ」は日本人には甘すぎて人気がないのか、韓国、ベトナム、マレーシアで多く見かけます。
Mr.Donuts/ミスタードーナッツ
日本のミスドでも販売されている、ポンデリング、エンゼルクリームも置いてあります。
その他はタイ人が好みそうな、着色されたアイシング(砂糖でコーティングされているもの)のドーナツが多く、それらは比較的安く5バーツ〜10バーツ前後で購入できます。
もう一つ驚いたことが、入荷されたドーナツにアイシングやチョコレートを付ける作業は、レジスタッフが合間をみて行っているということ。
衛生的に日本では考えられないことですね。
日本よりひとまわり小さい、エンゼルクリーム 17バーツ(約55円)
中はバタークリーム、外側にたっぷりのチョコレートソースがかかったドーナツ 18バーツ(約60円)
■ミスタードーナツの歴史
アメリカ・マサチューセッツ州ボストンで1955年に創業された、ドーナツチェーンのブランドである。
1990年にアメリカ合衆国の食品大手企業アライド・リヨンズに買収され、北米の店舗はすべて同社が同じく所有する。
1970年日本のダスキンがミスタードーナツを日本で展開を始めた。
DUNKIN'DONUTS/ダンキンドーナツ
ミスドに対抗して、タイに多く出店しているのが、アメリカの「ダンキンドーナツ」。
値段帯はミスドより全体的に高めです。
見た目はかわいいですが、カラフルでいかにもアメリカのドーナツといったところ。
味はミスドよりさらに甘く、砂糖が歯につく感じがちょっと気持ち悪いです。
一口サイズのミニドーナツや、ポンデリングに似た少し固めのドーナツも販売されていました。
ドーナツとドリンクセット 50バーツ〜(約150円〜)
■ダンキンドーナツの歴史
1950年アメリカ・マサチューセッツにて創業され、現在世界30カ国で約6,000店舗を展開。
ドーナツだけでなく、ベーグルやマフィン、ケーキ、シュークリームなど他のベーカリーメニューも幅広く揃っています。
最後に
タイ人は何でも物を選ぶ時に、地味な素朴な色より、あえて着色してある派手なものを選ぶ習性があります。
洋服や、傘もモノトーンはほとんど選ばず、とにかく派手。
食べ物に関しても、砂糖もピンクや黄色の着色がされていたり、卵、麺、ドリンクに至っても食品とは思えない色をしていて、驚くことが多いです。
ですから「ダンキンドーナツ」のような甘くてザ・アメリカンといったカラフルなドーナツはタイ人には魅力的に映るようで、食感やヘルシー志向のドーナツを出す「ミスド」もタイではポップなドーナツをタイ人用に作っているようです。