最近お店の中に工房があるリテイルベイカリーが増えています。
数年前に比べ味や種類も欧米に負けないくらい本格的になっています。
そこで今日はパンの豆知識をご紹介したいと思います。
■パンの種類
これらのパンのバリエーションを広げるのに大きな役割を果たしているのが、ドライフルーツやナッツをはじめとするフィリングとトッピングです。
それは生地に練り込んだり、巻き込んで成形したり、仕上げにトッピングして成形したりします。
ドライフルーツの種類
ドライフルーツ、セミドライフルーツ、砂糖漬けミックスフルーツ
・レーズン(英)
(仏)(独)(日)
干しぶどうのことで、ミネラルが豊富で、栄養価が高い食品。
・ブルーベリー(英)
ミルティーユ(仏)ハイデルベア(独)
アメリカ原産、活性酸素の働きを抑制するアントシアニンを多く含んでいる。
・ストロベリー(英)
フレーズ(仏)エルトベーレ(独)イチゴ(日)
ビタミンC、アントシアニンを多く含んでいる。
・クランベリー(英)
ツルコケモモ(日)
アメリカ北部原産、鮮やかな色をしている。酸味が強いので生では食べない。
・アップル(英)
ポム(仏)アプフェル(独)リンゴ(日)
角切りや、スライスしたドライアップルチップが定番。
・アプリコット(英)
アプリコ(仏)アプリコーゼ(独)アンズ(日)
ガン予防、老化防止に効果があるとされる、βカロテンを多く含む。
さらにドライフルーツにすると、その効果は3倍になる。
・フィグ(英)
イチジク(日)
主な原産地は日本、トルコ、イラン、アメリカ
ドライフィグは酸味が強く、パンやケーキに広く使われます。
ナッツの種類
・ウォールナッツ(英)
ノワ(仏)ヴァルヌス(独)クルミ(日)
原産にほとんどがカリフォルニアのセントラルヴァレーで栽培されている。
成分の65%が脂質で、オメガ3脂肪酸と呼ばれる不飽和脂肪酸の一種リノレン酸を含んでいます。
・アーモンド(英)
アマンド(仏)アンデル(独)
主原産は地中海沿岸、アメリカなど。
スイートとビターがあります。
・ヘーゼルナッツ(英)
ノワゼット(仏)ハーゼルヌス(独)バシバミ(日)
主原産はアメリカ、トルコ、イタリア、スペイン
・ピーカンナッツ(英)
ノワ・ド・バカーヌ(仏)ペーカンヌス(独)
主原産はアメリカ北部。
クルミ科の落葉樹
・チェスナッツ(英)
マロン(仏)カスターニエ(独)クリ(日)
ブナ科で主原産は北半球の温暖な地域。
他のナッツと比べ、成分の半分がでんぷんが占めている。
・ピスタチオ(英)
ピスタシュ(仏)ピスターツェ(独)
クルミ科で主原産はトルコ、イラン、アメリカ、イタリア。
・シード類
松の実、パンプキンシード、サンフラワーシードなど。
最後に
口にするのにあまり意識していなかった、ドライフルーツやナッツですが、様々な栄養効果もあり、ナッツは特に今ナチュラルフードとして注目されています。
普段の生活から少しでも体にいい物を接種したいものですね。