Thailand

海外の旅行ガイド「ロンリープラネット」に載っている、日本人の観光客がまだ足を踏み入れていない、タイの田舎町へ行ってみよう!

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ロンリープラネット、日本人観光客がまだ行っていない場所、タイの田舎
今日は「Lonely Planet」(ロンリープラネット)を参考にした、バンコクから数時間で行ける、タイの田舎をご紹介したいと思います。
タイの有名な観光地はつくられた感じがあり、やたら金額だけは高いです。
「Lonely Planet」(ロンリープラネット)は、日本人があまり足を踏み入れていないローカルなエリアを多く紹介しているガイドブックです。
「Lonely Planet」(ロンリープラネット)は業界シェア20%を誇る世界一のガイドブックです。

内容は全て英語ですが、日本のガイドブックには到底及ばない情報量は必読の価値があります。

チュンポーン県(Chumphon)

バンコクから南へ約500kmに位置する静かな海の町。
チュンポーン県を境にアマダマン海方面と、タイ湾南部方面に分かれます。
面積は6,010平方kmで、見所は近くの「ムコチュンポーン国立公園」や「サイリー・ビーチ」です。
またダイビングが有名なタオ島までの船もここから出ています。
町は静かですが、ビーチでは海水浴やダイビング、シュノーケリングなど様々なアクティビティが楽しめます。
3月、4月には「マリンフェスティバル」が行われるそうです。
ロンリープラネット、日本人観光客がまだ行っていない場所、タイの田舎

ラノーン県(Ranong)

バンコクから南へ568km行った所にあり、面積は3,298平方km。
ミャンマーとの国境も近いです。
ラノーン県はタイで最も降水量が多い地域で、毎年8ヶ月間も雨が降る町といわれています。
ベストシーズンは12月〜4月です。
見所は「ラクサワリン公園」や「レムソン国立公園」のマングローブに囲まれた森や滝が人気です。
また近くには温泉が沸き、地元の人の憩いの場になっています。
その他海釣りやダイビングもできるそうです。

スラタニ県(Surat Thani)

バンコクから南へ644kmのところにある、タイ南部最大の面積を誇る沿岸地域です。
外国人旅行者が多い、サムイ東、タオ島、パンガン島、アンソン諸島などもこのスラタニ県に属します。
見所はタイで2番目に広い「カオソック国立公園」で、熱帯の食物や、野生動物、滝がみられトレッキングやボートトレイル、エコツーリズムのスポットにもなっています。

パンガー県(PhangNga)

バンコクから南へ約788kmのところの、有名なプーケットの北にある街。
青い海が広がり、プーケットからも近いため旅行者も多い。
海から切り立った岩で形成された「アオパンガー国立公園」のマングローブの中をカヌーで探検できます。
大自然を満喫するなら「カオラックラムル国立公園」や「シーパンガ国立公園」もお勧めです。
その他「カオタップ島」や「スリン諸島」や「ミラン諸島」など手付かずのビーチリゾートがあり穴場なスポットが多いです。
ロンリープラネット、日本人観光客がまだ行っていない場所、タイの田舎

ナコン・シー・タマラート(Nakhon Si Thammarat)

バンコクから南東に約780kmのところにある、南部で2番目に大きな県。
昔は中国とインドとの交易の場でもあり、1500年前に造られた巨大な仏塔の中には、スリランカからもたらされた蛇の遺骨を安置した重要な寺院があります。
また影人形芝居や南部タイ舞踊、「ニエロ細工」とよばれる黒金や銀をはめ込む伝統工芸も盛んです。
キリウォン村の「カオ・ルアン国立公園」や滝など素晴らしい大自然も見ることができます。

ノンタブリ県(Nonthaburi)

バンコクから北に約20kmに位置する伝統ある町。
アユタヤ時代から400年以上の歴史をもち、チャオプラヤー川沿いで生活する人々の生活洋式がみられます。
町は元々「バーン・タラット・クワン」と呼ばれる運河と果樹園が広がる地域でした。
その後王の命令により名称を替え他県に編入せざるおえなくなってしました。
しかし今でもモン族様式の陶磁器や伝統菓子作りを見ることができます。
また6月には「ノンタブリフルーツフェア」が行われています。

パトゥム・タニ県(PathumThani)

バンコクから北へ約46km行った所にあるモン族の町。
チャオプラヤ川流域に位置する果樹園が広がるエリア。
ここも元は「サム・コック」でしたが、1815年ラマ2世が訪問した際住民が沢山の蓮の花を贈ったことで、現在の「パトゥムタニ」蓮の町の名前の由来となったそうです。
見所は魚がいる池に囲まれた「ホン・パトゥマワット」の寺院や、モン族が最初に建てた「シン寺」などです。
ロンリープラネット、日本人観光客がまだ行っていない場所、タイの田舎

パッタルン県(Phatthalung)

バンコクから南へ約840キロ離れたナコンシータマラートの南に位置する県。
この県の名産は影絵劇やマノラダンス発祥地として有名です。
地方演芸芸術の宝庫ともいわれています。
町のシンボルは高さ250メートルの「カオ・オク・タル」で、山頂からの眺めは最高です。
また花崗岩かでできた山や、瞑想で使われた無数の洞窟、平地に広がる田園風景も魅力の一つです。

サトゥン県(Satun)

バンコクから南におよそ1000キロ離れたアマンダ海に面した町。
マレーシアの国境に接する町のため、あまり観光客はこないマニアックな場所です。
この土地独特なのはタイ人とマレー系ムスリムが結婚し、その混血の”サムサム”と呼ばれる人々が暮らしています。
最大の見所は「ペトラ国立公園」「タルタオ国立公園」と自然が多く残る「リペ島」と「アダン島」がおすすめです。

最後に

タイの土地は広大で、日本のガイドブックに載っている観光地はほんの一部です。
そんなありふれた場所より、まだ観光地化されていない大自然の情報が載っているのは「ロンリープラネット」だけです。
タイは観光地と田舎と温度差が激しく、ローカルエリアの人々はとても優しくおおらかな性格です。
田舎の方が本来のタイの生活が垣間みれ、思い出深い旅行になると思います。

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