年間約1万人の貧しいネパール人少女達が、インドへと人身売買されている事実をご存知でしょうか。
驚くことに彼女達の年齢は14~18歳前後で、中には5~7歳の初潮さえ迎えていない幼女もいます。
そして残酷なことにインドの売春宿に売られた少女達は、喘息やHIVに侵され、皮膚はボロボロになって捨てられるそうです。
■インド人のHIV感染者
推定350万~400万人
■インドからネパールに戻る女性のHIV感染率
38%
■14歳以下の少女のHIV感染率
60%
なぜネパール人が好まれるのか
インドでは間違ったHIVの認識をもっており、エイズに罹ったら若い処女を抱けば治るというシャーマニズム治療が信じられて、このような宗教的背景から幼少期の処女が好まれる傾向にあるそうです。
またインドでは身分制度であるカーストで色白ほど高位とされ、肌の色に執着すると考えられチベット系のネパール人がインド人に好まれ買われる理由の一つにある。
組織的な手口
まずネパールの農村部で働く少女らに言葉匠に、仕事の斡旋してあげると甘い言葉をかけたり、中にはバスの中で睡眠薬入りの水を飲ませ、気がついた頃にはインドの国境を越えていたりするそう。
日本円で3,000~5,000円でブローカーに引き渡します。
その後ブローカーは数万円~十数万円で、売春宿に売り飛ばすそうです。
■インド内の私娼窟
・デリー/G.B,ロード
・コルカタ/ソナガチ、カーリーガート
・ムンバイ/カマチプラ
ムンバイの売春婦の25パーセントは、拉致された連れてこらえたネパール人だといわれています。
客はたったの100円〜数百円程度で少女を買います。
売春宿で働く9歳のネパール人少女は、1日に60人の男を相手にしなければならないといった、とても残虐で卑劣な行為がここでは行われています。
社会的な性産業組織
少女達に給料は支払われることは無く、劣悪な環境で、客がつきにくくなる30代まで売春を強要させられます。
売春宿のオーナーや客の要求を拒めば激しい暴行が加えられ、性の奴隷として酷使され続けます。
売春宿は現地マフィアと結託しており、脱出は不可能なんだとか。
また警察も民間の人々もまた協力者のことが多く、国もこの事実を知っておきながら、格差と差別的な要因で何も動こうとしないのが問題となっています。
最後に
彼女たちは売春ビジネスを自ら行っているわけではなく強制されているだけ。
人は何の為に生まれてくるのか、人を物扱いに売り買いする人はとても理解し難いです。
同じ女性として、この内容はとても衝撃的で、遠い国では自由を奪われHIV感染で命を落とす人が大勢いることを、日本の皆さんにも知ってもらいたいと思いで投稿しました。