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重いけど、若い人に是非「ツリーハウス」角田光代

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重い、若い人、お勧め、ツリーハウス、角田光代

今日ご紹介する本は、角田光代さんの「ツリーハウス」です。

タイトル :ツリーハウス
著者 :角田光代
出版社 : 文藝春秋
出版日 :2013年4月10日
Kindle価格 :720円
ジャンル :文庫

角田光代(かくた みつよ)

1967年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。

90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。

96年「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞、98年「ぼくはきみのおにいさん」で坪田譲治文学賞、「キッドナップ・ツアー」で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年「空間庭園」で婦人公論文芸賞、05年「対岸の彼女」で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年「八日目の蝉」で中央公論文芸賞を受賞。

著者に「三月の招待状」「森に眠る魚」「くまちゃん」など多数。

2010年7月には、毎日新聞の連載「ひそやかな花園」も単行本化された。

ウィキペディア: 角田光代

内容紹介

重い、若い人、お勧め、ツリーハウス、角田光代
じいさんが死んだ夏のある日、孫の良嗣(よしつぐ)は、初めて家族のルーツに興味を持った。

出入り自由の寄り合い所帯、親戚もいなければ、墓の在り処もわからない。一体うちってなんなんだ?

この際、祖父母が出会ったという満州へ行ってみようか。

かくして、ばあさんとひきこもりの叔父さんを連れた珍道中が始まる。

満州、そして新宿。

熱く胸に迫る、小さな中華料理屋「翡翠飯店」三代記。

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伊藤整文学賞受賞作。

東京に暮らすとある家族の、三世代に渡る歴史の話で、時は70年ぐらいをまたぎます。

物語の起点は、戦争という個人では抗うことのできない事象にあり、そこから「逃げた」男と女が家族の出発点になっている。

この「逃げ」たことで、その後の家族は根無し草のような生き方を強いられる。

しかし戦争程ではないにせよ、市井の人間は大きな歴史のうねりに晒され生きている。

家族の絆とは何か、考えさせられる一作でした。

あとがき

角田さんにしては珍しく、深く重い作品でした。
途中読むのを辞めようと思うくらい、文学的で私にはちょっと難しかったです。
秋の夜長にはちょうどいいかもしれません。

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