今日ご紹介する本は、林真理子さんの「夜更けのなわとび」です。
この本は今の日常を細かく切り取ったショートストーリーが林さん目線で書かれています。
タイトル:夜ふけのなわとび
著者:林真理子
出版社:文春文庫
出版日:2008年2月8日
価格:504円(税込)
ジャンル:コラム
林真理子(はやし まりこ)
1954年山梨県生まれ。
日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。
1982年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーになります。
1986年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。
あらすじ
朝の電車に乗る、女の人たちを見るのが好きだ。
ずうっと女でいたい、という思想にはついていけない。
外国人と結婚したい女性がすごい勢いで増えているこの世の中など、様々な事柄をテーマにしたコラム。
その中でも「お母さん、お願い」と題した、川崎市で起こった中1男子殺人事件について世間でも話題となっていたようです。
内容は被害者の母親がシングルマザーだったことなどに触れ、「お母さんがもっとしっかりしていたら、みすみす少年は死ぬことはなかったはず」などと林氏が書いたことについて、物議を醸しました。
林真理子さんの購読した本
・本を読む女
・着物をめぐる物語
・美女の七光り
・天鵞絨物語
・不機嫌な果実
・みんなの秘密
・オーラの条件
「週刊文春」の人気連載「今夜も思い出し笑い」シリーズ第18弾も新たに登場しました。
最後に
様々なタイトルをテーマにしたエッセイ集で、有名な林さんのプライベートを垣間見ることができます。
クールな旦那さんと三枝成成彰さんが度々出てきて、そのやりとりも面白いです。