今日ご紹介する本は、村上春樹さんの「1Q84」です。
タイトル :1Q84
著者 :村上 春樹
出版社 : 新潮社
出版日 :2009年5月29日
文庫価格 : 620円(一冊あたり/全6冊)
ジャンル :文庫
村上 春樹(むらかみ はるき)
1949年1月12日京都府京都市伏見区に生まれ。
早稲田大学在学中に喫茶を開く。
1979年「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。
1987年発表の「ノルウェーの森」は2009年時点で上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起きる。
その他主な作品に「羊をめぐる冒険」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」「ねじまき鳥クロニクル」「海辺のカフカ」などがある。
ウィキペディア: 村上春樹
内容紹介
青豆と天吾。
1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。
10歳の時に出会い、いつしか離れ離れになった二人は、「1Q84年の世界」 でめぐり逢えるのか。
互いに絶対的な存在である男女の愛と、それを阻む性欲を描いた絶対的な存在との愛。
それを引き裂くある種の人間が持つ歪んだ欲動を描いた、絶対的な存在の男女の愛の物語。
日本でミリオンセラーを記録した話題の一冊。
「見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」
冒頭に出てくるこの言葉、村上春樹の持ち味でもあり魅力でもあります。
フィクションであるのだから非現実の世界を描くのはよいと思います。
文章やストーリーの安心感はさすが村上春樹だし、描かれる世界はまさに村上春樹ワールドが展開されています。
ただ読んではみたものの、どこかあと味のすっきりしないところがいまだ残ります。
1Q84 BOOK2〈7月-9月〉前編・後編
1Q84 BOOK3〈10月-12月〉前編・後編
あとがき
まさにこれが村上春樹にしか書けない文章。
世界的な話題作なので私も読んでみましたが、好き嫌いの別れる本だと思います。
個人的な意見ですが、村上春樹さんの作品は私にはいまいち合わない気がします。