ラオスの主な観光都市は、首都のヴィエンチャンと、山と川のアクティビティが有名なヴァンヴィエンと、町全体がユネスコ遺産のルアンパバーンの3カ所です。
ラオス人民民主共和国
首都:ヴィエンチャン
面積:236,800平方㎞
人口:664,6万人
公用語:ラーオ語
通貨:キープ
国境:北に中国、西にミャンマー、東にベトナム、南にタイとカンボジア
ルアンパバーンは初代のファーグム王により1353年に都とされ、1560年にセタティラート王がビエンチャンへ遷都するまでランサーン王国の都として栄えた場所。
フランス統治時代の名残でルアンプラバン(Luang Prabang)とも呼ばれています。
ルアンパバーン国際空港から市内までの移動
1、相乗りバン
空港内にあるツーリストカウンターで、行き先と人数を伝えて料金を支払う。
■料金(2名)
市内まで50,000キップ
指定ホテルまで150,000キップ
※人数によって料金が異なります。
2、トゥクトゥク
町の中を行き来する三輪タクシー。
料金は交渉制です。
ルアンパバーンの見所
1、モン族の人々が出店する「ナイトマーケット」。
2、メコン川を2キロ程遡ったところにある、4000体以上の仏像が安置された「パクオウ洞窟」。
3、パークウー洞窟の途中にあるバーンサーンハイ村では、ラオスの焼酎ラオ・ラーオ作りの見学と試飲ができます。
4、標高150メートルの「プーシーの丘」から眺める雄大なメコン川と古郷ルアンパパーンの町並みは見事です。
(入場料20,000キープ)
特に日が沈む時間帯が一番きれいなんだとか。
5、王家の菩提寺として1560年に建造された「ワット・シェーントーン」。
本堂の裏側のモザイク画「生命の樹」も見事です。
6、ルアンパバーンから南へ29キロ行った場所にある「タート・クアンシー滝」。
「プーシーの丘」は、登るまでは急な階段が続きますが、途中様々な仏像が現れます。
頂上付近にはベトナム戦争の時に使われた大砲の台がそのままの姿で残っています。
街の至る所に当時の面影が残る家屋が立ち並びアジアとヨーロッパがミックスされたノスタルジックな雰囲気が残っている。
また目抜き通りのシー・サワンウォン通りや、サッカリン通りを中心に、約80の寺院が集まっています。
ルアンパバーンは1995年ユネスコ世界遺産に指定されました。
最後に
ルアンパパーンは大きく濁流するメコン川に挟まれた静かな町で、大自然の中にあります。
町全体がユネスコ遺産に指定されている為、大きなビルやホテルはなく、伝統的なスタイルを崩さずモダンな造りの家々が今尚残っています。
そして町の至る所にお寺があり、出家したお坊さんが朝の托鉢に廻る姿はとても珍しいです。