ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」をもとにした青春ドラマです。
ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追います。
限られた人生の中で懸命に生を全うしようとするヒロインの姿に心が熱くなります。
現代:THE FAULT IN OUR STARS
タイトル:きっと、星のせいじゃない。
製作年:2014年
上映時間:126分
製作国:アメリカ
監督:ジョシュ・グリーン
脚本家:スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェパー
出演者:シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン、ウィレム・デフォー
ジャンル:ドラマ、ロマンス
あらすじ
末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を奇跡的に免れているヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)と、骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)はガン患者の集会で知り合うところから始まります。
ヘイゼルに惹かれたガス。
ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。
それをきっかけに、二人はその作家に会うためにオランダ旅行に出ます。
それまではみんなのように学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない生活を送っていましたが、ガスに出会うことで人生は変わってきます。
ヘイゼルとガスはお互い体にリスクがありながらも、時間が限られているからこそお互い精一杯生きようとする姿に心打たれます。
最後に
癌を患って余命を宣告されたら、自分だったら残された人生をどう生きるか。ごく普通の若者のように恋をしたり、友達とパーティにでかけたり一生に一度の学生生活を楽しみたいはずだと思います。
主人公の二人はまだ若手ですが、優しく見守る母親役のローラ・ダーンや、変わり者の作家ピーター・ヴァン・ホーテンの演技もこの映画に彩りを与えます。