今日ご紹介するケーキ屋さんは「Chez lui」(シェ・リュイ)です。
1975年に代官山に1号店がオープン。
フランスの街角のような佇まいは当時まだ珍しく、たちまち話題のお店となりました。
代官山の街並みが時代によって変わる様子を、お菓子やパンとともに見守りつづけてきたシェ・リュイ。
まるでフランスの街角のようなかわいらしいお店からは、さまざまなヒット商品が生み出されてきました。
また、パティスリーだけでなく、パン、料理、チョコレートなどの各ジャンルでスペシャリストを育成し、活躍する舞台があるのもシェ・リュイの強み。
筆者は二子玉川の催事でこの「シェ・リュイ」を見つけました。
フランボワーズ(479円)
こじんまりとしたサイズで、とても上品な見た目です。
いざ実食してみると、これが想像を上回るおいしさ。
最近このような繊細なケーキになかなか出会わなくなっているので、懐かしさも感じつつ、更に核の部分も食べてみることに。
ふわふわなスポンジに、フランボワーズムースのほのかな酸味、果実をぎゅっと濃縮させたジュレ、甘すぎず後味が爽やかなケーキです。
これは完璧です。
他のケーキも試してみたくなりました。
■住所 :東京都渋谷区猿楽町23-2
■Tel :03-3476-3853
■営業時間 :9:00~21:00
■定休日 :不定休
■Webサイト : シェリュイ
■アクセス :東急東横線代官山駅より徒歩3分。
あとがき
代官山を歩いているとふっと目に留まる、誰もが記憶に残るような印象的なお店。
昔から象徴的な建物として代官山の人の流れを見てきたシェリュイ。
本場仕込みの作り方や伝統も大事にしながら革新し続けるそんなお店です。