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ユーモアと希望溢れる傑作短編集「チルドレン」伊坂幸太郎

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ユーモア、希望、傑作短編集、チルドレン、伊坂幸太郎
(写真はイメージです。)
今日ご紹介する本は、伊坂幸太郎さんの 「チルドレン」です。
タイトル :チルドレン
著者 :伊坂幸太郎
出版社 : 講談社
出版日 :2007年5月15日
Kindle価格 :540円
ジャンル :文庫

伊坂幸太郎(いさか こうたろう)

1971年千葉県生れ。
2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。
2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。
また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。
ウィキペディア: 伊坂幸太郎

内容紹介

ユーモア、希望、傑作短編集、チルドレン、伊坂幸太郎
(写真はイメージです。)
”俺たちは奇跡を起こすんだ”独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男「陣内」。
彼を中心にして起こる不思議な事件の数々。
何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。

ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

登場人物たちの生活の中に必ずといって「陣内」が関わってくる。
どの作品でも主人公ではないのに。
そんな陣内の学生時代の話が3つ、社会人になってからの話が2つ語られる。
どれも他にはないようなユニークな内容で読み手を笑わせてくれます。

あとがき

社会の規範に縛られない陣内君は爽快でカッコ良かった。
それは伊坂氏自身がもつ夢や希望を持つ事の大切さを信じているからこそで、読んでいて心暖まる思いがしました。
また一番重要なエピソードが最終作の結末で明かされる構成は巧みだと思いました。

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