サラダ(salad)の語源はラテン語でサール(sal)が転じたものと言われています。
人間の体に絶対必要な塩と同じくらいに野菜が食生活に必要なものということ。
野菜は生で、茹でて、炒めて、漬けてと世界中で様々アレンジが施されてきました。
■世界のサラダ
ウォルドルフサラダ(アメリカ)
ニューヨークの高級ホテル「ウォルドルフホテル」のレストランで考案したサラダ。
千切りセロリとリンゴをマヨネーズで和えてクルミを散らしたサラダ。
サラダ・パルミット(ブラジル)
パルミットというヤシの新芽に、みじん切りにしたトマト、玉ねぎ、キュウリ、ピーマンをオリーブ油とビネガーソースで和えたサラダ。
シーザーサラダ(メキシコ)
ロメインレタス、ニンニク、塩コショウ、レモン汁にオリーブ油のドレッシングをかけ、パルミジャーノチーズとクルトンをトッピングしたサラダ。
ナムル(韓国)
青菜、モヤシ、人参、ワラビなどの野菜や山菜を茹で、ニンニク、塩、ごま油で和えたもの。
ガド・ガド(インドネシア)
ざく切りの野菜にと、揚げ豆腐をピーナツソースにつけて食べます。
カークディ・カ・ライタ(インド)
キュウリ、塩、ヨーグルト、クミンやコリアンダーなどのスパイスで和えたサラダ。
グリボーグ(ロシア)
茹でたじゃがいもを小さく丸めてその上にミニトマトを半分に切ってのせるとキノコ型のサラダになります。
ロソッリ(フィンランド)
クリスマス料理に並ぶ料理で、ビーツを生クリームソースで和えた鮮やかなサラダ。
ニース風サラダ(フランス)
レタス、トマト、さやいんげん、ゆで卵、オリーブの実にアンチョビを加えたサラダ。
テラモサラダ(ギリシャ)
マッシュポテト、玉ねぎ、オリーブ油、レモン汁、日本のタラコに似た魚の卵を混ぜたサラダのこと。
サラダ・メシュイア(チュニジア)
トマトやパプリカをグリルし、オリーブ油、スパイスでマリネしたサラダ。
サラダ・ブドラ(エジプト)
角切りにしたトマト、キュウリ、玉ねぎ、人参をオリーブ油、レモン汁、コリアンダー、クミンなどで和えたもの。
■サラダのトッピング
・クラッカー
・クルトン
・ニンニクチップ
・オニオンチップ
・ベーコンチップ
・ポテトチップス
・バターパン粉
・ナッツ
・ドライフルーツ
最後に
フランスのルイ14世は熱烈なサラダ愛好家としても有名です。
当時から様々な食べ方を工夫していました。
外国を旅した時に世界各地のサラダを味わうのも一興ですね。