(写真は、お店のHPからお借りしました。)
「H&M」(エイチ&エム)からこの秋、大人好みの新ブランド「ARKET」(アーケット)がデビューします。
ディテールやクオリティにこだわったウィメンズアイテムに、マスキュリンなテーライングからフェミニン、シックとラインの幅も豊富なのが特徴。
もう既にロンドンに2店舗とコペンハーゲンにお店がオープンしており
着回ししやすいデザインと手頃な価格帯で、ファッショニスタの間から熱い視線を浴びています。
今後はブリュッセル、ミュンヘンの開店を予定しているのだとか。
公式ホームページ: H&M group
「ARKET(アーケット)」は2014年の「& Other Stories(アンド・アザー・ストーリーズ)」以来の新ブランドとなります。
「& Other Stories(アンド・アザー・ストーリーズ)」も日本未上陸で、現在バルセロナ、ベルリン、コペンハーゲン、ロンドン、ミラノ、パリ、 ストックホルムといったヨーロッパ圏内の7店舗のみで取り扱われています。
ウェアだけでなく、シューズやバッグ、アクセサリーなど、ファッション雑貨やビューティーも充実したラインナップです。
(写真は、お店のHPからお借りしました。)
因みにこれまでのブランドは以下の通りです。
・H&M(エイチ&エム)
・COS(コス)
・WEEKDAY(ウィークデイ)
・CHEAPMONDAY(チープマンデー)
・MONKI(モンキ)
・& Other Stories アンド アザー ストーリーズ
ファストファッションブランドというイメージ
20代、30代の女性に「H&M」のイメージを聞くと、必ず返ってくるのが「おしゃれだけど生地が安っぽい」という意見。
その反面「ZARA」は流行を取り入れたデザインで、尚且つ素材もしっかりしていて長持ちするとのこと。
ちなみに日本代表の「UNIQLO」は、シンプルで着回しができて無難。
ディテール(縫製)もしっかりとしているので翌年でも使えるものが多いとの意見をよく聞きます。
しかし、時代の流れもあり「H&M」はファストファッションブランドから離脱したい模様。
それもあり今回のブランドこれまでとは違う路線で攻めるようでうす。
シンプルで洗練されたのを
(写真は、お店のHPからお借りしました。)
「ARKET(アーケット)」にはスウェーデン語で”一枚の紙”という意味があります。
コンセプトは「素材や機能性、着心地にこだわり、シンプルかつタイムレスなデザインを追求」。
デザイナー、建築家、バイヤー、シェフ、ライターなど130人にのぼるチームは、ストックホルムを拠点に、長年愛用できるような耐久性のある上質なモノ作りにまい進しているという。
さらに、「ADIDAS(アディダス)」や「NIKE(ナイキ)」をはじめとしたスポーツアイテムや、日本の「HARIO(ハリオ)」や宇南山加子による「SYURO(シュロ)」の器など、セレクトアイテムを展開することもわかっています。
ウィメンズ、メンズ、キッズ、アクセサリー、ホームプロダクトなどを取り揃え、価格帯は「H&M」と比べると少し高め。
■価格帯
Tシャツ 2,000円~
パンツ 8,000円~
コート 17,000円~
また、「どの生地を使い、誰が作り、どこで生産されているのか」といった情報のオープン性をブランドフィロソフィーに掲げているのもポイントのひとつ。
商品は洗練されており、さまざまなニーズに合わせて多様な方法で組み合わせることができます。
日々の生活のための幅広く、けれどもしっかりと厳選された商品を含めて、生活の多様な部分に対するソリューションを提供したいと「ARKET(アーケット)」は考えているようです。
最後に
欧州衣料小売り業界では、「ZARA」などを展開するスペインのインディテックスが電子商取引に大きく注力。
さらには日本の「しまむら」もついにオンラインショップを開設したとあって、「H&M」だけ拡大ペースについて行けず、新たな収入源を模索している感じです。
今後はファッションだけではなく、ホームプロダクトなどの幅広いビジネス展開が求められそうです。
「& Other Stories (アンド アザー ストーリーズ)」もそうですが、日本上陸を期待したいですね。