フランスの魅力とは、町を歩く人や建物全てが色彩豊かで、料理はパレットのように美しく、またファッションの発信地でもある、素晴らしいところを並べたらきりがないほど。
そんな芸術的センスと自然を愛するフランス人の食文化と、生活についてまとめてみました。
■フランフと農業(farm)
フランスは土壌と気候が農場に適している為、農業生産力が高く、EU第1位の農業国である。
農用地面積は54%。国土の36%が耕作地で、18%が酪農用地だそう。
■マルシェ(marché)
フレッシュな物のみが並ぶマーケット『マルシェ』
食材の中でも、地域やオーガニックなどに分けられている。
オーガニックは食材から石鹸から布や服やカバンと品揃えがある。
■オーガニック(organic)
有機栽培の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法のこと。
日本では登録認定機関の認定を受けた物のみ、オーガニック(有機栽培)JASマークがつく。
■オルティヨナージュ(hortillonnages)
パリから北へ約130kmの町、アミアンにある約300haの湿地菜園。
美味しい野菜が作られている畑や民家を眺めながら、運河でオルティヨナージュを巡る旅が今人気。
野菜は日本では珍しい、アーティーチョーク、ラディッシュ、ホワイトアスパラ、根セロリなどフレンチに欠かせない食材がここで育てられている。
■スローフード(slow food)
その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動。
またはその食品自体を指すことば。
ファストフードの対義語に留まらず、スローな食・農を起点に展開する生活全般を指す。
■オーベルジュ(Auberge)
主に郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストラン。
発祥のフランスにおけるオーベルジュの歴史は中世まで遡るとも言われるが、1900年に創刊されたミシュラン・ガイドが星によるレストランの格付けを1926年から始めた。
最後に
食は人間の基盤をつくる、健康には欠かせないもの。
それをただ食すのではなく、回りの環境にも配慮し、体にもいい物で、大切な人とゆっくり味わいながらというのが理想的。
しかし現実的にはそんな時間もなく、簡単に調理ができ、ゆっくり味わう余裕がないのが実情。
またフランスの夏のバカンス休暇が、一ヶ月とゆったりとれるのがとても羨ましいです。