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戦後アメリカからの物資で入ってきた小麦粉!そこから始まった、あの懐かしのパンまとめ

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戦後、アメリカからもらった小麦粉、そこから始まる、懐かしい、日本のパン、まとめ
日本のパンの歴史は食料事情に深く関係しています。
戦後は食料が少なかったため、生きるために食材を確保することに苦心しできました。
手に入った小麦粉にふすま(小麦の外皮や余剰部分)やどんぐり、雑草など食べられるものを混ぜ込んで食べていました。

その後アメリカから小麦粉や脱脂粉乳が援助により大量に日本に入ってきたことにより、日本の食料事情が変わってきました。

食パン

戦後、アメリカからもらった小麦粉、そこから始まる、懐かしい、日本のパン、まとめ
専用の四角い型にパン生地を入れて作ります。
サンドイッチ、トーストなど、様々な方法で調理できます。

コッペパン

学校給食は1947年に始まり、初めてコッペパンが出されました。
当時のコッペパンはパサパサで味気ないため中にジャム、マーガリン、ピーナツバターなどを食べていましたが、現在はホットドッグ、サラダパン、カツサンドなどバラエティー豊かです。

揚げパン

名前の通りコッペパンを揚げて作るシンプルなパンです。
砂糖、きな粉、シナモンなどをまぶしてお菓子感覚で楽しめます。

あんぱん

戦後、アメリカからもらった小麦粉、そこから始まる、懐かしい、日本のパン、まとめ
パンにあんこを詰めた昔からある菓子パンです。
こしあん、粒あんの他に、白あん、芋あん、栗あんうぐいすあんなどバリエーションは様々です。

クリームパン

クリームパンもジャムパンと同じく発祥は日本。
シュークリームに着想を得て作られたといわれています。
当時はカスタードクリームが定番でしたが、最近は生クリームやカスタードにバニラビーンズを入れたクリームも人気があります。

ジャムパン

ジャムパンは日本発祥の菓子パンで、パンにジャムを詰めて作ります。
種類や形は様々ですが、イチゴジャムを詰めたものが一般的です。

メロンパン

戦後、アメリカからもらった小麦粉、そこから始まる、懐かしい、日本のパン、まとめ
20世紀にはいり、ブームになったのがメロンパン。
最も有名なのが「新宿高野」で発売された本物の果実を生地とクリームに贅沢に使用したクリーミーメロンです。
サクサクとしたクッキー生地が特徴で、名前の由来はマスクメロンに似た格子状の模様がついています。

カレーパン

日本発祥のパンの中でも特に人気なのがカレーパン。
カレーパンは基本カレーを生地に包んで揚げますが、最近ヘルシー志向で焼きカレーパンや、白パン生地のカレーパンも登場しています。

焼きそばパン

戦後、アメリカからもらった小麦粉、そこから始まる、懐かしい、日本のパン、まとめ
コッペパンに焼きそばを挟んで作るシンプルな惣菜パン。
こちらも学校給食に登場して、今もなお人気がある惣菜パンの一つです。

コロッケパン

パンにコロッケを挟んで作るサンドイッチの一種。
キャベツの千切りなど野菜をトッピングしているものが多いようです。
時間がない現代人にぴったりの食事パンで、特に男性に人気があります。

カツサンド

パンにカツとキャベツを挟んだ惣菜パン。
カツはチキンカツでもポークカツでもパンによく合います。

コロネ

日本発祥の菓子パンの一つコロネ。
パン生地を巻貝のような形に巻いて、中にチョコやクリームなどを詰めて作ります。
昔からあるパンで今でもたまに食べたくなる見た目も可愛いパンです。

米粉パン

製造技術の向上、米粉ブームにより、ここ数年で多く見かけるようになった現代のパンです。
米粉を使うことにより、もっちりとした食感とほのかな甘みが特徴で、水分を多く含有することから食べやすいと日本人に受けています。
また栄養価が高く、小麦のパンよりもコストがかからないのも注目されています。

蒸しパン

戦後、アメリカからもらった小麦粉、そこから始まる、懐かしい、日本のパン、まとめ
1980年代に日糧製パンからでた”チーズ蒸しパン”です。
発酵させず油脂もあまり使わない為、ヘルシー志向の方やお子さんのおやつにも喜ばれるパンです。

最後に

今ではパンは日本人の食生活には欠かせない食品で、ここ最近値上がりしている小麦粉やバターは家庭を圧迫しています。
それはアメリカの思惑通りで、これからも高くても小麦粉やバターを輸入せざるおえないのです。
しかし戦後の学校給食のコッペパンからパンが全国に広がったのは、日本のパン文化の原点だと思います。

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