筆者の娘は非常に寝相が悪く、180度回転しているなんてことは日常茶飯事。
冬場はほとんど布団を被っておらず、寝冷えが心配です。
就寝時にあまり厚着させ過ぎても、
寝汗をかいて逆効果だったり、着込み過ぎて寝返りが思うように出来なくて眠りが浅くなってしまったり。
1、寝相が悪い理由
そもそも子どもの寝相が悪いのは、暑かったり、眠りが深いからだったりと言われています。
基礎代謝が高い子どもは、手足を布団から出し、寝ている間に動き回ることで、体温を下げて、心地良い眠りを求めているのだとか。
2、脳と体のメカニズム
また、大人とノンレム睡眠・レム睡眠のバランスが少し異なり、眠りの深い時間が長いようです。
動きすぎて布団から手足が出ていても、よく眠れているようであれば、無理にかけなおす必要はありません。
基礎代謝量が多く、体温も高いので、そんなに簡単に風邪をひくことはないそうです。
親が必要以上に布団をかけようとすると、はいだり、暑すぎて眠りが浅くなってしまうケースもあるので、注意しましょう。
どうしても気になる場合は、スリーパーがお勧めです。
3、寝具を見直してみる
子どもが布団をどうしてもはいでしまって、困っているという方は、寝具も見直してみてはいかがでしょうか。
最近はボアやフリース素材の暖かい寝具がたくさん出回っていますが、化学繊維なので静電気が発生したり体にはあまりお勧めではないです。
また、電気毛布は低温やけどの問題があります。
子どもは、大人よりも発汗量が多いので、パジャマだけでなく、寝具も通気性と吸汗性重視のものを選びましょう。
コットン素材は体温調節しやすいのでお勧めです。
また、オールシーズン使えるので収納の場所をとりません。
4、冬パジャマ選び
冬場でも、寝ている間にたくさんの汗をかいているので、パジャマの素材選びは大切です。
厚手のポリエステル製のパジャマを直接着ると、刺激で肌がかぶれてしまう敏感な子も。
また、腹巻きも汗をかいて、お腹の部分だけ湿疹ができてしまうケースもあります。
暖かさも大事ですが、直接素肌に触れるものなので、通気性と吸汗性が高い肌着やパジャマがお勧めです。
5、入浴のタイミングが重要
暖房器具は就寝中も常につける派と、就寝直前まで部屋を暖めてから消す派で分かれると思います。
でも、就寝時に部屋が暖かすぎると、逆に寝つきが悪くなったり、体温調節がうまくいかず、夜中に汗をかいてしまうことも。
ここで大事なのは入浴のタイミングです。
湯船で十分に体を温めて、湯冷めしないうちに寝るのがお勧めです。
あとがき
冬は特に子どもが布団からはみ出たり、ベッドから落ちたりしていて風邪を引かないかと、ハラハラしている方も多いのではないでしょうか。
筆者の娘も床で何もかけずに寝ていて焦ったことがあります。
寒いからといって、プラスティックを再生した素材を使うのではなく、環境にも体にも優しいリネンを集めたいものですね。