シーロムのタニヤ通りというとあまり女性には用がない場所ですが、そこに「安くて美味しい」と定評があるお寿司屋さんがあると聞いて、早速平日にお店へ伺ってみました。
「寿し 築地」は、1970年にバンコクのタニヤ通りお店をオープンさせた、歴史あるお寿司屋さん。
噂ではあの「フジレストラン」の経営者（日本人）と同じ人物なんだとか。
「寿し 築地」はその名の通り、築地市場から週２回仕入れる日本の魚と、タイ近海物を取りそろえています。
1階席はカウンターと、4人掛け席が2、3席ほど。
2階は掘りごたつの座敷が5、6席あります。
モダンで清潔感あふれるカウンターで、4人の寿司職人さんが腕をふるってくれます。
客層は半数以上が日本人のサラリーマンです。
ランチ接待でもよく使われるお店のようで、いたるところから日本語が聞こえてきます。
今回は子供がいたため2階の座敷を利用。
掘りごたつなので転落注意なのと、席は仕切りがあるだけで声は筒抜けで意外と神経をつかいました。
■にぎり寿司定食（297バーツ）
12巻のにぎり寿司、お味噌汁、小松菜と油揚げの煮浸し、一口コロッケ、茶碗蒸し、果物、ほうじ茶が付いてきます。
お寿司のネタは、マグロ、サーモン、タイ、ネギトロ、エビ、イカ、鯖、いなり寿司と2種類ののり巻きです。
魚の臭みがなく、日本で食べるものと鮮度は変わりません。
煮浸しや、茶碗蒸しなど一つ一つにもダシがしっかりと効いていて手が込んでいるのがわかります。
スタッフはまめにお茶を注ぎにきたり、お皿をさげたり気が利いています。
■海鮮ちらし定食（297バーツ）
こちらもお味噌汁、小松菜と油揚げの煮浸し、一口コロッケ、茶碗蒸し、果物、ほうじ茶付き。
ちらし寿しにはマグロ、サーモン、タイ、エビ、鯖、アボカド、卵焼き、佃煮、海苔、錦糸卵にとびっこが散りばめられ、見た目も豪華です。
ご飯だけではなく、具材もたっぷり入っているのでかなりお腹が膨れます。
どちらも本当の美味しかったですが、個人的にはにぎり寿司定食より、海鮮ちらし定食の方がおすすめです。
平日のランチメニューは全部4種類。
鮭照り焼き又は塩焼き定食、天婦羅定食も全て税込297バーツです。
日本人のビジネスマンが多いとあって、メニューは日本語表記です。
店舗概要
住所 ：62/19-20 Soi Thaniya, Silom Rd.
TEL ：02-233-9698
営業時間 ：11:30-14:00 (L.O.13:30), 17:30-23:00 (L.O.22:30
定休日 ：なし
アクセス ：BTSサラデーン駅下車。1番出口からタニヤ通りへ徒歩2～3分。
最後に
タニヤには日本食のお店が多く、お昼時になると近くで働く日本人のビジネスマンがたくさんやってきます。
特に個室を利用したい場合は、お昼前に入るか予約した方が良さそうです。
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