九州の旅4日目、昼前に熊本に到着しました。
お昼に有名な「こむらさき」で熊本ラーメンを食べ、街の中心地”サンロード”を歩いていると、人の出入りが多いお店を発見。
どうやら甘味のお店のようです。
名前は「蜂楽饅頭」
手前では焼きたてのあんこを挟んだ大判焼きが売られ、奥ではかき氷や、あんみつなどが店内で食べられるスペースになっていました。
地元の皆さんのお目当ては蜂楽饅頭(大判焼き)の”しろ”。
しろと黒を1個ずつ購入(各90円)
焼きたての蜂楽饅頭は柔らかく、半分に割ってみると薄い皮の中からたっぷりのあんが入っていました。
最初にあんの甘さにちょっとびっくり。
関東では塩を使った甘さ控えめのお菓子が主流なので、久しぶりにこんなに甘い和菓子を食べた気がします。
生地は薄めで焼きたてがとっても美味しいです。
私達はお店の目の前のベンチに座っていただきましたが、その間も絶えず人が蜂楽饅頭を沢山購入していて、老舗で昔から通っている常連さんのようでした。
この日もまだまだ暑い日だったので、店内でかき氷を食べている人も多かったです。
蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)
住所:熊本県熊本市中央区上通町5
TEL:096-352-0380
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日
もう1つ、熊本名物の甘味をご紹介します。
名前は「いきなり団子」
これは熊本のお土産といえばいきなり団子ってほど、有名で私もそのネーミングの面白さに1つ買ってみました。
中はさつまいもが丸ごと入っていてホクホクです。
包んでいる皮ももちもち食感でこのような生地を食べたのは初めて。
Wikipediaによると、熊本の一部地域では今でも片付けが苦手な人をいきなりな人と言うそう。
転じてざっとしている事を意味し、ざっと作れる菓子との説も有る。
また「いきなり」とは地元の古い方言で「簡単」という意味。
最後に
他にも熊本は歴史ある場所で、昔から伝わるお菓子屋さんや、代々受け継がれてきたような小料理屋も多いです。
地域によって様々な伝統料理が楽しめるのも、旅の一つの楽しみですね。
熊本駅から少し離れた場所にある”サンロード”は何でも揃う日常的な商店街で、昼間でも人で賑わっていました。
明日はこの場所が『馬追い祭りの』メイン会場となるとのことで、とても楽しみです。