昔は私立幼稚園でも面接はなく、願書を出せばそのまま入園が決まる園がほとんどでした。
しかし、最近は私立も区立も面接は必ず行われているようです。
また面接の内容や雰囲気は地域によって様子がずいぶんと違ってきます。
幼稚園は施設によって特徴が大きく違う為、幼稚園の理念と家庭の教育方針にズレがないか確認。
親の方も入園してから子供の性格に合わないと気がつく前に、事前に見学や説明会に顔を出し園の特色を知っておいたほうが良いです。
お受験幼稚園では面接と子供の実技を経て合否が決まるようですが、ほとんどの幼稚園は願書を提出・受理された時点でほぼ入園は確定されています。
親は何を聞かれるのか?
・家庭の教育方針
・志望理由
・通園の方法
・子供の長所と短所
・子供の好きな遊び
・子供の好きな食べ物・嫌いな食べ物・食物アレルギー
・着替えや、トイレ、オムツはずれのこと
・幼稚園に希望すること
・PTA活動や幼稚園行事への参加の可否
・最近の社会情勢やニュースなどの時事問題
結果聞かれたのは、家庭の教育方針とアレルギーとオムツが外れているかでした。
あとは通っている児童センターや習い事、夫婦で働いているかどうかだけでした。
子供は何を聞かれるのか?
・自分の名前・年齢
・好きな遊び
・好きな食べ物・嫌いな食べ物
・今日は誰と一緒にここまで来たか
・朝食の内容
・幼稚園の名前
実際子供が聞かれたのは名前だけ。
あとは別室に連れて行かれて、絵本を用いての質問と簡単な塗り絵と工作が行われたようです。
事前に準備しておくこと
・子供と面接の練習をしておく
・子供と離れる練習をしておく
・着て行く服に一度袖を通しておく
・前日までに持ち物を準備する
どんな格好がベストか
一般的によく言われるお受験スタイルは ”濃紺のセットアップ” です。
しかし、実際筆者が面接に訪れてみてそこまでかしこまる必要はないのでは？と感じました。
ママも子供もいつもよりはカッチリしている程度の正装ででいいと思います。
まずは自分のクローゼットから紺、黒、グレーなどのモノトーンの服を探してみましょう。
リクルートやフォーマルな装いの物を選び、予めクリーニングに出しておくことをお勧めします。
最近はノーカラーのジャケットも流行っていますし、ジャケットなしでシンプルなカットソーとアンクルパンツを合わせている人や、大人しめの膝丈スカートを履いている方もいました。
あとがき
園が望むのは実際に子供に会って、書面上では分からないその子の個性を知りたいと考えています。
子供にも質問したり、一緒に遊んでいる様子を観察し、特に問題がなければほとんどが合格します。
また、本場はお子さんだけ先生に連れられて別室の試験会場に向かいます。
場所見知りがひどくママと離れるのが怖いというお子さんは、面接前に見学に訪れるか、未就園児対象のイベントなどに参加して園に慣れておくと良いと思います。