赤ちゃんが生まれて、親も初めての子育てです。
「どうすればいいのかわからない」という状態です。
ここで大切なことは、親が子供からも学ぶことがたくさんある意識を持つことです。
「子育て」と言ってもそう生ぬるいものではありません。
喋ることも、食べることもできない無知な赤ちゃんから、一人の立派な大人になるまで育てる責任があるから。
1人目の子の時は筆者も右も左もわからない状況で本当に必死でした。
ただ、最近ようやく状況が落ち着いてきて、確実に感じることは「子育てとは親が育てられる」ということ。
学んでいる人は、子供だけではなく親も同じなのです。
そこで、育児中に辛くなった時に思い出したり、悩んだ時に思い出して欲しい4つの言葉があります。
1、愛情=自信に繋がる
幼児期は、愛情をいっぱい注ぐ時期です。
たくさん注ぎすぎることはありません。
ただ勘違いして欲しくないのは「甘やかす」ことと「甘えさせる」は全く別物ということ。
泣いていている時、頑張ったとき、つらいときはぎゅっと抱きしめて慰めてあげましょう。
子どもは、親から愛情を受けることほど幸せを感じることはありません。
スキンシップをしたり、褒められたりして、次第に成長していきます。
親からいっぱいの愛情を受けると、子供は自信と安心を感じ「自分は親に守られている」「自分にはいざというときに親がいる」という自信や安心感に繋がるのです。
2、子どもが一番安心できる居場所作り
子どもにとって一番安心できるのは、親の肌に触れている瞬間です。
子どもは抱っこやおんぶしていると自然と眠りにつくのは、とても安心しているから。
子育てとは、子どもを笑わせたり喜ばせたりするだけではありません。
子供を安心させることも、大切な子育ての一環です。
スキンシップをすることで、子供は安心感を抱くと同時に、親から子へと愛情を伝えることができるのです。
3、十人十色という言葉を忘れないで
自分の子よりできる子を見ると、誰でも気持ちが焦ります。
しかし昔から言われている「十人十色」という言葉を忘れないでください。
子どもには、伸びが早い子もいれば、遅い子もいます。
差があるとはいえ、ささいな差です。
まだ幼児期ですから、発育がほんの少し早かったり遅かったりなど、気にしないことです。
そのほんのささいな差に、親の心情が悪化するほうが、子育てへ悪い影響を与えます。
どんな理由であろうと、子育てのとき、他人との比較はよくありません。
親なら大人らしく、少々のことで動揺しないことです。
わが子はわが子らしく育てることです。
焦らず、のんびり育てるようにしましょう。
4、1人の人間としての行い
0歳の赤ちゃんであっても、両親の行動や表情、言動もしっかり観察していて、こちらの態度や行動も改めされられることもあります。
そして子育てを通して、初めて気付かされることや思いやりなどたくさんのやさしさを子どもから学びます。
子育て中は毎日慌ただしいけれど、ご飯を作ってそれを一緒に食べて、たくさん話して遊んで、寝るという「生活の基本」を一から見直してくれる気がします。
若かった頃は生活リズムはバラバラで、結構無茶をしてきましたが子どもができたことで、「日々をきちんと暮らすこと」が基本になるのです。
あとがき
いかがでしたか?
「子は親を映す鏡」ということわざがあるように、子どもは親の言葉や行動、礼儀やマナーまでをも手本します。
子どもを立派に育てるためには、まず親が立派な人間でなければいけません。
親がしっかりしていれば子供はあなたを手本に、自然としっかり育っていってくれるのです。