食物繊維やミネラルが豊富な日本伝統食材は沢山あります。
最近は海外で爆発的に流行するスーパーフードが若い人を中心に人気がありますが、実はに日本にも昔から日常生活で食べられている健康食品が多く存在します。
■穀物
五穀米
本来は古くから日本で栽培されていた米、麦、大豆、アワ、ヒエが含まれています。
雑穀米
ヒエ、押し麦、蕎麦、大豆、小豆などが15種類も入った市販の雑穀のミックス。
キヌア
アンデス原産で、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンE、食物繊維などが豊富に含まれています。
モチキビ
タンパク質、ビタミンB群、ケイ酸が含まれ、コレステロールを低下させる作用があります。
胚芽押し麦
大麦の胚芽を残してローラーで圧縮して食べやすくしたもの。
食物繊維は精白米の19倍も含みます。
ヒエ
日本最古の雑穀で、食物繊維、ビタミンB群などが豊富。
ハト麦
タンパク質、ビタミンB群が豊富。
利尿作用があります。
アマランサス
カリウム、マグネシウム、鉄、葉酸、食物繊維、カルシウムが豊富で、産地はアンデス地方と言われています。
■乾物
干しゆば
豆乳を加熱して、表面にできた膜ををすくい取ったもの。
干し椎茸
干すことで旨味や栄養素が凝縮されています。
干しぜんまい
食物繊維量は干し大根の1.6倍もあります。
かんぴょう
ウユガオの果肉をむいて乾燥させたもの。
お麩
小麦粉からとったタンパク質のグルテンが主材料。
イモガラ
里芋の葉柄の皮をむいて干したもので、干しずいきというもの。
高野豆腐
豆腐を凍らせてから乾燥させたもの。
最後に
最近は海外から入ってくる健康食品がブームになる傾向ですが、日本では古来から主にお米を食し、菜食や汁物には野菜と一緒に乾物が多く使われていました。
今ではあまり食べられなくなってしまいましたが、日本人の体にはぴったりの食品だと思います。
毎日の生活の中で少しずつ取り入れて体の中からきれいを保ちたいものです。