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H&Mの着れない服はどこへ行く?

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エイチアンドエム、着れない服、どこへ行く

スウェーデンは「水力・風力・原子力」など、ほとんど排気ガスの出ない発電方法を採用している国として有名。

しかし、地方では未だ冬の期間は家庭やオフィス向けの暖房のために石炭と石油による火力発電が続けられています。

2016年にスウェーデン政府は、今後2040年までに国内のエネルギー源を再生可能エネルギー100%にすることを目指すエネルギー政策を決定しました。

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その政策に合わせて発電所にも変化が求められています。

スウェーデンのベステルオースの発電所は、2020年までに石炭・石油を使用した火力発電から再生可能エネルギーに移行することを目指しています。

そのなかで再生木材、ゴミ、そして

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H&Mなどのファッション小売から発生する不良品の服を燃やすゴミ発電に着手しているのです。

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ファッション小売業界では、基本的にシーズン毎に服のラインナップが入れ替わり、短期間の間に大量生産される服のなかからは、どうしても廃棄となる不良品の服が一定数出てきます。

今後も新興国が経済成長を遂げ、購買力ある中間層が増えれば、その量は増えるばかり。

このようなH&Mの動きとスウェーデンの電力業界の利害は一致しています。

最近それらの服を焼却して発電する取り組みが始まっています。
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一般にこのような発電方法をゴミ発電と言い、日本でも注目されている再生可能エネルギーに位置づけられている発電方法です。

H&Mでは販売できない不良品の服をベステルオースの発電所に送っています。

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発電所において本来ただの廃棄物として焼却される予定だった服は燃料となりエネルギーに変わります。

発電所に送っている服はカビが生えていたりH&Mの基準に沿っていない、顧客が着用できない服だけを送っていて、2017年は15トンのH&Mの服が発電所で焼却されたそうです。

あとがき

ファッション小売業界では世界的にみて大量生産・大量販売のファストファッションが主流です。
スウェーデン発祥のファストファッションブランドH&Mは、ニーズに合わせた洋服を生み出すだけではなく、環境にも配慮した取り組みが注目されています。
再生可能エネルギーへの転換はスウェーデンならでは発想かもしれませんね。

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