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女姉妹あるある「ふたり姉妹」瀧和麻子

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女姉妹、あるある、ふたり姉妹、瀧和麻子

今日ご紹介する本は、瀧和麻子さんの「ふたり姉妹」です。

タイトル :ふたり姉妹
著者 :瀧和麻子
出版社 : 祥伝社
出版日 :2018年1月12日
価格 :693円
ジャンル :文庫

瀧和麻子(たきわ あさこ)

1981年兵庫県生まれ。

京都大学卒業。

2007年「うさぎパン」で第二回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー。

恋愛や仕事に悩む若者の姿を描き、読者の支持を得ている。

「失恋天国」「いろは匂へど」など著書多数。

ウィキペディアより: 瀧羽麻子

内容紹介

女姉妹、あるある、ふたり姉妹、瀧和麻子
聡美と愛美のふたり姉妹。

東京で働く姉の聡美が突然田舎に帰ってきた。

実家暮らしの妹の愛美はこの機会に都会暮らしをしようと、聡美の部屋を借りることに。

そこで聡美の恋人と遭遇、昔から成績優秀で負けず嫌いの姉の秘密を探ろうとする。

一方、聡美は人懐こくて要領がいい愛美が恋人と親しくなったことに動揺、自分も愛美の婚約者と出かけることに。

正反対な姉妹が見つけた新たな自分とは?

それぞれの立場から、物語りは交互に綴られていきます。

お互いに理解しているようで、実はあまり理解できていない。

立場の違う姉妹が、住む場所を交換したことで、相手の男性を通してお互いのことを理解しはじめるというストーリー。

自分の持っている能力や個性の良さには気づかずに、他人が持ってる能力や個性にはついつい目がいってしまう。

”隣の芝生は青い” という言葉がありますが、これは多分兄弟姉妹にも当てはまる言葉なんだと思います。

あとがき

たとえ姉妹であっても、人間は自分の人生を誰かのそれと交換することは出来ないもの。
その辺はちょっとあり得ないような設定でしたが、自分が女姉妹だったり、姉妹を育てたことのある親御さんなら多少なりとも重ね合わせることができて面白いかもしれません。

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