アメリカでは2000年頃から「ロー・リビングフード」といった低温調理法がブームになりました。
その影響は日本へも伝わり、「マクロビオティック」「ヴィーガン」「スーパーフード」などさまざまな健康食品が紹介されるようになりました。
特徴
・健康によい栄養分を豊富
・低カロリーである
・抗酸化作用が高いもの
・老化や生活習慣病の予防
・がんのリスクを遠ざけるも
1、生スピルリナ
スピルリナはアフリカや南米に自生している藍藻類で、地球上に酸素を作り出した世界最古の植物と言われています。
生スピルリナにはアミノ酸、ビタミン、ミネラルに加え、食物繊維、不飽和脂肪酸など50種類以上の健康・栄養成分が含まれており、お腹の調子を整え、免疫力アップや肝機能デトックスの効果が期待できます。
ジュースやサラダ、料理に混ぜて使います。
2、ココナッツオイル
ミランダカーや、海外セレブにより、今世界的にブームになっている食材。
体脂肪を溜めず、アルツハイマーの予防にもなります。
その他ココナッツオイルは万能で、紙のトリートメントやボディーケア、うがい薬にも使えます。
3、ココナッツ・コプラ
コプラとはココナッツミルクの果肉を削ぎ取ったもので、それを水の中で揉み洗いして絞ったものがココナッツミルクとなります。
一番絞りは風味が豊かで、味はクリームのように濃厚です。
二番三番になると薄まったミルクが採れます。
食物由来の上質なたんぱく質が含まれ、料理屋お菓子に使います。
4、低温圧搾油
果実や種子の栄養をそのまま生かした、低温で圧力をかけて絞ったものが低温圧搾油。ごま油やオーリーブオイルがこの製法で作られています。
最近はフレッシュジュースもこの絞り方で、栄養素を無駄なく摂る機械が日本でも話題となっています。
目印は「Cold Pressed Oil」(コールドプレスオイル)が目印です。
5、チアシード
浸水させると10倍くらいに膨らんでジェル状になるのが特徴です。
ジェル状の成分はこんにゃくにも含まれるグルコマンナンという食物繊維で、便秘解消に効果的です。
たんぱく質も豊富で、食べると満腹感が味わえるのでダイエットにお勧めの食材です。
ジェル状にしてからドリンクやサラダ、デザートに入れて食べます。
9、グルテンミート(プロティーン・カセート)
小麦に含まれるたんぱく質、グルテン分や、大豆がもつたんぱく質の独特な食感を利用した食材、
中国でも精進料理に使われ、スーパーで「齋」(ジェ)と書いてあるのが目印です。
見た目はグロテスクですが、ひき肉型や大判のものがあり、味は男性でも満足感が味わえる、本当のお肉に近い味が再現できます。
6、発酵米
米を発酵させた甘酒で、日本でよく振る舞われる甘酒よりさっぱりとしています。
穀物の糖分には体を温める効果や、発酵成分により腸内環境を整えてくれます。
アルコール分が若干強いので、苦手な人は一度沸騰させると良いです。
7、ハトムギ
漢方では「ヨクイニン」と呼ばれ、日本の十六茶などにも含まれている生薬で、利尿作用があり体内の老廃物を流し出す効果があります。
自宅の炊飯器で炊く場合は水を多めにして炊くと美味しく炊きあがるそうです。
またサラダやデザートにも入れてもアレンジもできます。
8、玄米麺(セン・カオクロン・シー・ナムター)
小麦アレルギーの人ならご存知のグルテンフリー麺。
滋養強壮やメタボの改善にもなります。
麺は玄米や赤米麺があり、平麺から細麺と種類も豊富で、様々なアレンジがききます。
最後に
日本は様々な食文化を取り入れ、新しいものや、海外セレブがSNSにアップしたものなど、特に健康に関する食材はあっという間に話題になります。
上記の食材は、ダイエットにも効果的ですが体内のあらゆる病気の予防にも繋がります。