VISIOMIRE(ヴィジョミア)夢を追うー 世界を旅して得たさまざまな感覚と真実を綴ったトラベルブログです。 2014年にバンコクに移住し、2016年に第一子を出産しました。これからもカメラを片手に、愛する家族と世界中を旅し続けます。

コラム

第20回山本周五郎賞受賞第一作!狸が主人公の 「有頂天家族」森見登美彦

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第20回山本周五郎賞受賞第一作、狸が主人公、有頂天家族、森見登美彦
今日ご紹介する本は、森見登美彦さんの「有頂天家族」です。

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第20回山本周五郎賞受賞第一作。森見作品初の、動物が主人公の小説です。

タイトル:有頂天家族
著者:森見登美彦
出版社:幻冬舎
出版日:2007年9月25日
価格:1,620円
ジャンル:文学

森見登美彦(もりみ すみひこ)

1979年奈良県生まれ。

京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。

2003年「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。

2007年「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞。
この作品は、本屋大賞2位にも選ばれています。
(ウィキペディアより)

あらすじ

森見作品の中で「五男」「毛深い子」と呼ばれる”たぬきシリーズ”の小説です。

下鴨神社糺ノ森には平安時代から続く狸の一族が暮らしていた。

狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。

遺されたのは母と頼りない四兄弟。

長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。

三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。

この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者がはいるのです。

かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家(えびすがわけ)の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天―。

偉大なる父の死、海よりも深い母の愛情、おちぶれた四兄弟。

でも主人公は狸。

第20回山本周五郎賞受賞第一作、狸が主人公、有頂天家族、森見登美彦

洛中を舞台に、天狗、人間、そして狸の眷属が三つ巴、縦横無尽の大活劇を魅せてくれる面白小説。

第20回山本周五郎賞受賞第一作。

著者・森見登美彦が「今まで一番書きたかった作品」と語る渾身の作品。

多様なキャラクターたちも魅力の、奇想天外そして時に切ない壮大な青春ファンタジー。

登場するキャラクターたちの、のほほんとした言動と化かし合いが、なんとも爛々。

狸が主人王の連作が非常に上手く結びついていて、最後の一作は読んでいて痛快でした。

また森見ワールドならではの歌い、踊り、流れるような文章は「面白きことは良きことなり!」と帯の背表紙に書いてあるとおりのストーリーでした。

第20回山本周五郎賞受賞第一作、狸が主人公、有頂天家族、森見登美彦

最後に

狸と天狗と人間。
偉大な父親の資質を、それぞれ特徴的な形で受け継いだ四兄弟。
京の街で繰り広げられる狸同士の化かし合いや、天狗と半天狗、半天狗と狸、狸と狸の恋模様。
森見登美彦が描く世界観が存分に表現されている物語です。

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