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第20回山本周五郎賞受賞第一作!狸が主人公の 「有頂天家族」森見登美彦

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第20回山本周五郎賞受賞第一作、狸が主人公、有頂天家族、森見登美彦
今日ご紹介する本は、森見登美彦さんの「有頂天家族」です。

第20回山本周五郎賞受賞第一作。森見作品初の、動物が主人公の小説です。

タイトル:有頂天家族
著者:森見登美彦
出版社:幻冬舎
出版日:2007年9月25日
価格:1,620円
ジャンル:文学

森見登美彦(もりみ すみひこ)

1979年奈良県生まれ。
京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。
2003年「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。
2007年「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞。
この作品は、本屋大賞2位にも選ばれています。
(ウィキペディアより)

あらすじ

森見作品の中で「五男」「毛深い子」と呼ばれる”たぬきシリーズ”の小説です。
下鴨神社糺ノ森には平安時代から続く狸の一族が暮らしていた。
狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。
遺されたのは母と頼りない四兄弟。
長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。
三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。
この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者がはいるのです。
かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家(えびすがわけ)の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天。
偉大なる父の死、海よりも深い母の愛情、おちぶれた四兄弟。
でも主人公は狸。
第20回山本周五郎賞受賞第一作、狸が主人公、有頂天家族、森見登美彦
洛中を舞台に、天狗、人間、そして狸の眷属が三つ巴、縦横無尽の大活劇を魅せてくれる面白小説。
第20回山本周五郎賞受賞第一作。
著者・森見登美彦が「今まで一番書きたかった作品」と語る渾身の作品。
多様なキャラクターたちも魅力の、奇想天外そして時に切ない壮大な青春ファンタジー。
登場するキャラクターたちの、のほほんとした言動と化かし合いが、なんとも爛々。
狸が主人王の連作が非常に上手く結びついていて、最後の一作は読んでいて痛快でした。
また森見ワールドならではの歌い、踊り、流れるような文章は「面白きことは良きことなり!」と帯の背表紙に書いてあるとおりのストーリーでした。
第20回山本周五郎賞受賞第一作、狸が主人公、有頂天家族、森見登美彦

最後に

狸と天狗と人間。
偉大な父親の資質を、それぞれ特徴的な形で受け継いだ四兄弟。
京の街で繰り広げられる狸同士の化かし合いや、天狗と半天狗、半天狗と狸、狸と狸の恋模様。
森見登美彦が書く世界観が存分に表現されている物語です。

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