Thailand

バンコクの肥満児と、地方の栄養失調児童!経済発展が著しいタイが抱える様々な社会問題?!

更新日:

肥満児、貧困、格差社会、社会問題、タイの経済発展
2014年1月〜9月に日本を訪れた外国人は、推計で前年同期比26%増、973万7300人にのぼります。
そのなかでもタイ観光客人は52.2%増、43万4000人と急激に伸びています。
(日本政府観光局より)
先日バンコク市内で開かれた「日本旅行フェア」には、大勢の富裕層から中間所得層のタイ人が詰めかけ、訪日旅行の人気ぶりが伺え知れます。

その背景にはタイの経済発展と、ASEAN諸国のタイとマレーシアからの観光客に対するビザを免除がかなり影響しているようです。
肥満児、貧困、格差社会、社会問題、タイの経済発展
2014年6月1日、ユニセフなどがタイの児童の成長を調査した結果、東北部、南部ともに平均よりも身体が小さく、素人の目から見ても栄養状態が悪いとタイメディアが発表した。
それも8年前に行なわれた同様の調査時から、さらに深刻化していることが分かった。

逆にバンコクでは児童の肥満が社会問題となっており、表面的に豊かだと思われるタイですが、バンコクと地方との格差はこうしたところに残っています。

肥満児、貧困、格差社会、社会問題、タイの経済発展
またバンコク周辺では近年環境問題が深刻になりつつあります。
工業技術が急激に進歩しつつある過程での大気汚染、水資源環境の悪化、人口密度の増加があげられます。
最近ではタイ北部のチェンマイ、チェンライ、メーホーソンでも、大気汚染問題が深刻化されています。
その排気ガス汚染は基準値を超えるまでに至り、自然豊かなタイの東北部にも近代社会の流れが押し寄せています。
肥満児、貧困、格差社会、社会問題、タイの経済発展

最後に

昔のタイを知っている人は、誰もが口を合わせてタイの近代化に嘆いています。
微笑みの国というのは、もうバンコクでは全く通じず、日本を越える近代都市国家が出来上がっています。
現在も大型商業施設やコンドミニアムの建設ラッシュに追われ、いずれはバンコクを流れるチャオプラヤー川周辺に近未来都市を完成させる予定のようです。
タイの格差は広がる一方で、8年前から何の改善策も打ち出さないタイの社会に懸念を感じます。

-Thailand
-

Copyright© visiomire.com , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.