泣き相撲は赤ちゃんの健康と成長を祈願する日本の伝統行事。
化粧廻しと紅白綱を締めた赤ちゃんが人生の初土俵へあがる姿は可愛らしくも逞しくもあり、
その成長をご家族皆様で感じられることから、「赤ちゃんの卒業式」と呼ばれています。
それだけではなく会場では、相撲、御祈祷、赤ちゃんの四股奉納、背伸び太鼓、また参加記念として手作りのカブトや赤ちゃんの記念手形も貰えます。
ここで重要になってくるのが 「赤ちゃんの四股名」 。
記念品の四股名カブト、手形、赤ちゃん番付に名入れするほか、土俵に上がる際に読み上げられます。
登録はまず「赤ちゃんの四股名」から行い、最寄りの会場と時間を選択します。
当日行われるのは以下の5種目。
1、泣き相撲
受付を済ませたら控え室で約100種類の中から化粧まわしをお選びます。
取組は1対1で、化粧廻しを締めた赤ちゃんが、力士に抱かれて土俵に上がります。
勝敗などはなく実に和やかなムードで、両者の泣き声に合わせて行司が 「緑児泣きたるは万歳楽 」と健康と成長を祈願します。
2、赤ちゃん力足
力士が赤ちゃんを抱っこして四股を神前に奉納します。
泣き相撲での四股踏みは、まだ定着していない赤ちゃんの魂をその体にしっかりと定着させるための所作と伝えられていて、四股を踏むことで健康に丈夫に育つよう祈願します。
3、記念手形
赤ちゃんの四股名と好きな横綱力士の手形が押された台紙が初めに配られます。
その台紙に朱墨を使い、赤ちゃんの手形を押します。
記念手形はご参加の記念品として、持ち帰ることができます。
4、背伸び太鼓
赤ちゃんに背伸び太鼓の上に乗ってもらい、太鼓の音で成長を祈願します。
太鼓叩いてどんどん どんどん大きくなると言われています。
しかし、ほとんどの赤ちゃんは太鼓の上で泣き崩れている子ばかりでした。
5、神社でのご祈祷
神主が祝詞を挙げて健やかな成長を祈願する神事を行います。
神事の後に健やかな成長を祈願する 「一心」 と書かれたお守りを最後に頂けます。
大崎場所
住所 :東京都品川区大崎3-8-20
開催場所 :品川区の居木神社
開催日 :2018年9月30日(日)
参加費 :15,000円
参加人数 :100人限定
アクセス :JR大崎駅から徒歩3分
ホームページ : nakisumo
あとがき
赤ちゃんの写真はいつも笑っているものばかりですが、泣いている姿も成長の証として記念写真に収めるのもいいかもしれないですね。
お相撲さんに抱っこされて連れていかれる場面では皆激しく泣き可哀想な気もしましたが、なかなか出来ない素敵な体験となりました。
お子様の月齢は2歳半までなので、気になる方は是非来年申し込みしてみてください。