核家族が進み、出産後周りに頼れる人が少なくなくなってきた現代。
今産後に起こるホルモンバランスの崩れなどで、鬱状態になってしまう「産後鬱」が社会問題になっています。
筆者も一人目出産の時に「自分は大丈夫」と思っていてましたが、慣れない子育てや今後の不安、身内のちょっとした発言により精神状態が不安定に陥ったことも。
産後は何かとバタバタしてしまうので、
ゆっくりできる妊娠中のうちからしっかり予防対策しておくのがポイントです。
産後鬱とは
産後鬱とは産後1ヶ月あたりから発症し、気分が落ち込んだりイライラしたりして、何もかもが楽しめなくなってしまういわゆる鬱状態のこと。
気分が急に落ち込んだり、イライラしたり、生まれてきたばかりの可愛い我が子も可愛いと思えなくなり、酷いと死にたいという気持ちが頭をよぎることも。
産後直後の短期間で終わる生理的なマタニティーブルーとは違って、産後鬱の場合は対策をしないと悪化することもあるんだそうです。
予防策
産後鬱を予防するために一番大切なのは、なんでも話し合える相手を見つけることが重要。
誰かに気持ちを聞いてもらえるだけでもストレス発散できたり、同調してもらうことによって安心できたりするものです。
その話し相手は旦那さんの他に、身近な家族やママ友、市町村の専門窓口に相談してもいいと思います。
産後鬱というものがあるということを出産前から家族に伝えておくことで、積極的に協力してくれるかもしれませんね。
ネットや育児書の情報は鵜呑みにしない
育児書やネットには、「授乳は3時間おき」「なるべく母乳を与える」「夜8時までに寝かせる」など固定概念に沿った内容ばかりが掲載されています。
しかし、実際毎日規則正しく生活できる赤ちゃんの方が少ないもの。
真面目なママほど育児書通りにしなきゃと自分を責めてしまいがちです。
それが続くことで、イライラが溜まり産後鬱も引き起こしかねません。
赤ちゃんの状態や性格は人それぞれなので、子育てもそれぞれ違うのは当たり前です。
あとがき
初産婦さんは妊娠中から分からないことを色々調べすぎて、実際その通りにいかないと不安になるかもしれません。
しかし、自分のペースで子育てをすることが何よりも予防対策になります。
これから始まる子育てのためにも、妊娠中からしっかりと予防対策をチェックしておきましょう。