今日ご紹介するパン屋さんは、尾山台にある「VENT DE LUDO」(ヴァン ドゥ リュド)です。
場所は東急大井町線の尾山台駅を降りて、坂道の方の商店街を登って行った右側にあります。
真っ青に塗られた外壁とお洒落なガラス張りで、外からみるとまるでフランスの街中を切り取ったように絵になります。
「ヴァン ドゥ リュド」は、フランス国家最優秀職人章「MOF」を受賞したブーランジェ、リュドヴィック・リシャールさんの監修によるパン屋さんです。
「ヴァン・ドゥ・リュド」とは「リュドの風」という意味。
フランス北西部ブルターニュで育った、リュドヴィック・リシャール氏の愛称「リュド」から名づけられたそうです。
ゲランドの塩など、ブルターニュの豊かな自然が育んだ素朴ながら味わい深い素材を使った豊富なパンを販売しています。
人気メニューは、そば粉と天然酵母ルヴァンをつかった生地にサーモン、クリームチーズを包んだ一品。
イートインは全12席。
店内もとってもお洒落で、店員さんに一声かけると「どうぞごゆっくり写真を撮って行ってくださいね。」と優しいお言葉をもらいました。
クイニーアマン(172円)
ブルトン語で「バターのお菓子」という意味があり、ブルターニュで愛されている伝統のお菓子です。
朝食のパンにももちろん合いますが、小ぶりなのでティータイムにもぴったりです。
そば粉のベリークリームチーズ(183円)
蜂蜜をからめた香ばしい胡桃とクランベリーをハード系の生地に練りこんで焼いた一品。
たっぷりのドライクランベリーとクリームチーズのコラボレーションが楽しめます。
小麦ではなくそば粉を使うことで味に奥深さを感じます。
モチェ・モチェのエクレール(216円)
フランスパン生地とクロワッサン生地を合わせた変り種のロールパンになめらかなカスタードクリームを絞ったエクレアです。
これは筆者一押し。
こんなに美味しいエクレアは味めて。
弾力のあるハード系の生地と密度の高いカスタードクリームがマッチしていて、本当に美味しいです。
そば粉の田舎パン(172円)
もちもちクラムの風味豊かな田舎風パンです。
こちらはフルサイズとハーフサイズがありました。
ライ麦粉、全粒粉とそば粉を使用していて、何もつけなくても素材の味が楽します。
噛むごとに感じるそれぞれの粉の風味と、シンプルな塩気が癖になります。
ヴァン ドゥ リュド 尾山台店
■住所 :東京都世田谷区等々力2-19-15
■Tel :03-6809-7405
■営業時間 :10:00~20:00
■定休日 :不定休
■Webサイト : ヴァン ドゥ リュド
■アクセス :東急大井町線 尾山台駅より徒歩1分
あとがき
最近食べた中で安定感があって、どれも美味しかったのがこの「ヴァン ドゥ リュド」。
どれも小ぶりではありますが、色々な種類を少しずつ食べられるのがいいです。
ここは再訪確実です。