今日ご紹介するのは、フランスのあるカップルを追った映画「理想の出産」です。
ベストセラー作家エリエット・アベカシスの自伝的小説を基に、出産と育児にまつわる現実を描いた人間ドラマ。
タイトル:理想の出産
原題:UN HEUREUX EVENEMENT/A HAPPY EVENT
製作年:2011年
製作国:フランス
上映時間:107分
ジャンル:ドラマ
監督:レミ・ブザンソン
出演者:ルイーズ・ブルゴワン、ビオ・マイマイ、ジョジアーヌ・パラスコ
あらすじ
大学院に通うバルバラ(ルイーズ・ブルゴワン)は、ビデオショップで偶然出会ったニコラ(ピオ・マルマイ)と恋に落ち、間もなく彼女は妊娠します。
母になる喜びに包まれる一方、急激に変化する体調や将来への不安に戸惑うバルバラは女の子を出産し、親子3人での新生活が始まります。
(イメージ)
泣きやまない娘の世話に振り回され自分の時間を作ることもままならない中、育児に対する夫との意見の違いから夫婦仲は悪化していくという、実際によくあるストーリー展開に共感出来る部分が多いです。
美しすぎるヒロインを、「アデル/ファラオと復活の秘薬」の女優ルイーズ・ブルゴワンが熱演しているところにも注目。
初めての妊娠、出産体験に悪戦苦闘する姿は男性にも観て理解してほしい部分が多いです。
107分と少し長く途中退屈ですが、男女の出会いから出産・子育てを経て夫婦のあり方をリアルに再現している映画だと思います。
最後に
妊娠による急激な環境の変化と、子どもの世話に振り回され夫婦仲もこじれるといった、よくある女性の本音と悩みを赤裸々に綴った映画です。
出産間近でこのタイトルに惹かれ借りた1本。
肝心な出産前後のシーンは一瞬で終わってしまい、最終的には何を伝えたかったのかよくわからなかったのが残念です。