タイにはヤマザキが作るパンや、デザート専門店が様々形で進出しています。
「Sun Moulin」（サンモーリン）もその一つで、セントラルワールドの中にある伊勢丹の5階にはいっています。
タイヤマザキの歴史はながく、海外進出のきっかけは、1983年フランス企業のグラン・ムーラン・ド・パリとの提携により冷凍生地技術を導入したことから始まります。
1981年 香港ヤマザキ
1984年 タイヤマザキ
1987年 台湾ヤマザキ
現在香港、タイ、台湾、シンガポール各地にあるセントラル工場で最新技術を使った冷凍生地を生産し、フレッシュベーカリー店の規模を拡大しています。
1998年 「サンムーランヤマザキ・マレーシア」
1999年 「サンムーランヤマザキ・シンガポール」
日本でも「ヴィ・ド・フランス」や「サンエトワール」といったベーカリーの店舗で冷凍生地を使っているそうです。
「Sun Moulin」（サンモーリン）は種類が豊富で、コストパフォーマンスも高く、なにより日本のものなので安心して食べられます。
数種類買いましたが、クリームデニッシュ（26バーツ）の写真だけないです。
チョコレートコローネの近くにあった、長いシュガーパウダーがかかった、デニッシュペストリーで、中に濃厚なカスタードクリームがたっぷりはいっています。
手で持ってもずっしりと重量感が感じられます。
■クイニーアマン （22バーツ）
クイニーアマンはバターたくさん使ったデニッシュ生地で、仕上げにアイシング（砂糖）を使って仕上げている為、甘いですがフランスの伝統菓子の一つでとても贅沢な味わいです。
■ポークカレーパン （26バーツ）
保存の仕方が雑なため、つぶれてしまいましたが、味は損なわれず日本風のカレーで、辛くないのでお子さんにも喜ばれそうです。
焼きなおすと表面はサクサクで中はしっとりとした生地がたまらなく美味しいです。
■チョコレートドーナツ（20バーツ）
ドーナツは甘さ控えめのビターチョコが分厚いくらいかかっており、味は日本ならではのドーナツの作り方で、海外のドーナツとは全く異なります。
■メロンパン（22バーツ）
チョコチップ入のメロンパンと2種類あり、どちらも22バーツでした。
メロンパンに似たお菓子はアメリカやヨーロッパにもあり、それが原型ですがメロンの風味や色を似せた製法は日本ならではのものです。
表面のクッキー生地と、中のふわふわ感が絶妙です。
サンモーリン 伊勢丹バンコク店
住所：Isetan CentralWorld, 5th Fl, Bangkok 10330, タイ
TEL：02-255-9831
席数：テイクアウトのみ
URL：www.yamazakipan.co.jp
最後に
タイはどちらかというと米食のため、なかなか美味しいパンに出会うことはありません。
しかし日本でも最大手のヤマザキパンというブランドは、海外どこへいっても日本と同じクオリティーのものが揃うので、海外に住んでいる人にはとても喜ばれます。
小麦の味や、製法などにに拘っているため、安心して食べることができるのがいいです。