中国の山奥では今でも犬食文化が残っているようですが、最近の中国ではそれを廃止し、ペットとして動物を可愛がる若者が増えているように感じました。
犬や猫をゲージで入れて観光地まで旅行にきている漢民族の姿もありました。
また世界遺産の街中に溶け込むように様々な動物がここで生活をしていて、古い建物や石畳の道から時々姿を現し、旅人に癒しを与えてくれます。
まず最初に出会ったのは「大理」で突然現れたクジャク。
奥は寺院になっておて、観光客の撮影のスポットになっているようです。
「大理古城」の広場や門の前には、アルパカを連れたおじさんがいます。
こちらは写真を撮るとお金を要求されます。
さりげなく体をに触れてみると、もふもふしていて癒されました。
「麗江」の世界遺産の街を自由に行き来する猫。
お腹には赤ちゃんがいるようでした。
ブサカワな子犬がこちらに走り寄って来ました。
種類は「チベタン・スパニエル」というようです。
何かモノ言いたげな表情がたまりません。
街路樹の根元に倒れるように寝ていた犬。
大きなハスキー犬は、街の中で何度も見かけました。
バナナのぬいぐるみを大事そうに抱えているハスキーも可愛い。
こちらはちょっとお疲れのハスキー。
ライブハウスを兼ねた賑やかなバーがある小道通り、ここには木に繋がれたさまざまな鳥がいました。
九官鳥やオカメインコは小ゲージにはいっていましたが、ワシやオウムはそのまま木に繋がれており、真近で鑑賞ができ迫力があります。
漢民族の観光客はここで自撮りしている人が多かったです。
確かに珍しいですが、動物虐待の気もしてとてもかわいそうでした。
「麗江古城内」に伝統的建物を生かしたショップが並び、5件に1件は何かしらの動物をかっていました。
小さな犬も立派な看板犬です。
倒れるように寝ているコリー犬。
白いものが動いていると思ったら、なんと真っ白なウサギでした。
路地を進むとどこにでもいる犬。
こちらは木の枠から鼻だけだしている犬が。
「チベタン・マスティフ」が同じポーズだとこんなに迫力があります。
別の日には家の中からこちらを覗いていました。
ベビーカーで寝ている赤ちゃんの面倒をみるのも犬の仕事。
段ボールの陰で一休みしている猫も絵になります。
こちらを振り返ると意外に不細工だったり。
古城とマッチして絵になります。
「麗江古城内」には水路が張り巡られされており、真っ赤な鯉も古城とマッチして風情があります。
日本同様毛を刈られ、服を着させられた犬の姿も。
獰猛なシェパード犬はしっかり鎖で繋がれていたので安心。
でも遠くから撮りました。
ウエスタンスタイルの画家さんの隣で、すまし顔の犬。
急に頭の上から飛び出してくる犬も。
違う種類の犬も仲良し。
ひょろひょろした犬まで。
「シャングリラ」のミニポタラ宮の前には、砂埃で汚れた犬が座っていました。
手に収まるくらいの生まれたての子犬は外で体を洗われていました。
すでに犬の顔じゃなくなっている。
「シャングリラ」の大亀山公園前の広場にいたのは「チベタン・マスティフ」。
写真をとった人からお金をもらって生計をたてています。
中国チベット高原を原産地とする超大型犬で、チベット犬とも呼ばれる希少種の犬です。
その隣には白くて大きなヤクがたっていて、まるで置物のようにじっとしていました。
最後に
帰ってから知りましたが、観光目的で山羊を小さな一人用の馬車を取り付け、山羊タクシーのようなものまでいるのだとか。
さすがにそれはやり過ぎのような気もしますが。
しかしどんな時でも動物の姿は癒しを与え、世界遺産の街に溶け込んだ動物たちはこの街の一部となっています。