年末から年明けにかけて、最近バンコクで見かける日本人旅行者。
学生風の若いカップルや、おじさま達の集団などさまざまな年齢層に人気があるタイで。
年を増すごとに、タイは旅行者が増え国自体大変潤っています。
バンコクは近代化が進み、定年退職者の第二のライフステージとしても人気がありますが、近年は物価が高騰気味で逆に日本よりも生活費が高額になる場合もあります。
想像とは違い右も左もわかない異国で詐欺にあう人も多く、タイ生活を諦め日本に帰国する人もいるのだとか。
確かにタイはいい面もあれば悪い面もあります。
筆者も4年も住んでいますがバンコクは好きではありません。
どこへ行っても人が多いし、日常化された渋滞にも嫌気がさします。
バンコクだけ先に進みすぎて、もうタイとは言えないくらい発展しています。
ただタイの田舎は全くイメージが違います。
人々も温かく、こここそがほんとうのタイの素晴らしさだと再確認できます。
そこで今回は筆者がおすすめするタイの「ほのぼの観光地8選」ご紹介します。
1、サムイ島
タイ湾に浮かぶ、タイで2番目に大きなサムイ島。
夕焼けがきれいなビーチに、密集した熱帯雨林。
バイクでココナッツ畑を抜けるとビッグブッダと呼ばれる高さ12mの巨大な黄金の仏像が祀られている「ワットプラヤイ寺院」が現れます。
ここはローカルマーケットあり、高級リゾート&スパありのどちらも程よく楽しめるアイランドです。
また隣にはフルムーンパーティーが行われている「パンガン島」と、ダイビングスポットとして有名な「タオ島」もあり、カップルやグループ旅行の人にはおすすめです。
2、サメット島
本土から6.4km沖合いに浮かぶ小さな島。
透明度が高い青い海ではシュノーケリングが楽しめて、純白の砂ビーチには夕方になるとランプが灯され雰囲気の良いレストランに様変わります。
この島もまだまだローカル度が高く、ゆったりとした時間が流れていてついつい長居したくなります。
3、パーイ
タイ北部メーホンソン県にある小さな田舎街で欧米人バックパッカーに人気がある村です。
チェンマイからバスで3~4時間、ラオスやミャンマーに抜ける険しい山道の中間地点として栄えた町。
これといって特に見所はありませんが、町に沿って流れる川を眺めらがらのんびり一日を過ごしてみるのもいいものです。
4、チェンラーイ
タイ最北端に位置する県で、ラオスおよびミャンマーと国境を接する「黄金の三角地帯」の一角。
タイのサグラダファミリアとも言われる仏教寺院「ワットロンクン」(ホワイト テンプル)は見応えがあります。
また夜市もどこかノスタルジックで、首長族をはじめとする山岳民族の物売りも
たくさんいます。
5、スコータイ
バンコクから北へ427キロメートル。
どちらかというとチェンマイよりに位置するスコータイはロイクラトンが有名な場所。
世界遺産とロイクラトンの2大観光資源があるため、 タイ国内の中では人気観光都市の一つです。
ラムカムヘーン国立公園内にあるリゾートホテルもおすすめです。
6、ウボンラチャターニ
ウボンラーチャターニーはタイ・東北部の県。
ラオス、カンボジアとの国境にあり、陸路で国境越えする時の中継地点です。
街は広範囲で、ゆったり流れる川と朝、夕開かれるローカルマーケットがなかなか面白いです。
7、ヤソトーン
タイ東北部にある県で、ムックダーハーン県、アムナートチャルーン県、ウボンラーチャターニー県、シーサケート県、ローイエット県と接しています。
ここは4月に行われるロケット祭りが有名な場所。
他には大きな観光スポットはありませんが、タイのイサーン地方の田舎町を覗いてみたい方は是非足を運んでみてください。
8、メーホンソン
チエンマイ県とターク県に接し、ミャンマーとの国境にある北部の県。
滝、洞窟、湖、川など大自然がそのまま残り、旅行者が少ないのも魅力の一つ。
また、ビルマ様式で建てられたお寺があったり、首長族の村内も観光できます。
最後に
タイは世界中のバックパッカーが集まる国です。
筆者も19歳で初めてタイを訪れ、それ以来何度となく足を運んでいました。
ガイドブックにほとんど載っていない町に行ってみたり、のんびりと列車に乗って気になったところで降りてみたり、その時つくづくタイの田舎町が好きだなと実感しました。
定番のプーケット、アユタヤ、チェンマイなどもいいですが、まだまだ大自然と文化が色濃く残る田舎町も魅力的ですよ。