雲南省の旅の初日は、昆明国際空港から昆明市内に立ち寄らずに、そのまま大理まで向かうバスに乗り込みます。
昆明国際空港のB1(地上階)から外に出ると、右端に電光掲示板に”919”と書かれたローカルバス乗り場が見えます。
終点の「昆明西バスターミナル」行きへのバスは、約1時間かかり料金は一人13元です。
入口付近にあるシャトルバスもありますが、目的の「西バスターミナル」行きは朝の9時からしか出ていません。
バスナンバーは”919-B1”というバスに乗り込み、好きな座席に座ります。
バスは街中の停留所を何箇所か経由して、最後に「西バスターミナル」に着きます。
降りてそのまままっすぐ100メートルくらい進むと大きな建物が見えてきます。
途中近寄ってくるヤミチケット売りは中国語でしつこく話しかけてきますが、何を言ってるのかさっぱりわかりません。
チケットカウンターの上の掲示板で、行き先と時間を確認し適当に空いている列に並びます。
ここでも割り込みが激しいので戦いです。
一度セキュリティで荷物をチェックし、バスターミナル内に入ります。
セキュリティの手前には売店とお手洗いがありました。
今回利用する昆明から大理行きのバスは一人112元で、所要時間は約5時間かかります。
途中2、3回サービスエリアのようなところに停車するので、トイレや食事の心配はなさそうです。
道中はずっと舗装された山道を進みますが、ほとんど車が走っていないので道は空いています。
徐々に瓦屋根の家が増えてきて、約6時間ほどで大理の「下関バスターミナル」に降ろされます。
大理の新市街は下関という地区にあり、ここから古城へは14km離れているため、大通りまで出て、「大理古城」まではタクシーか路線バスの8番(2元)で行きます。
ローカルバスは乗る前でも降りる時でも自由にお金をボックスに入れます。
お釣りも自分でそのボックスからとるという、アバウトな感じなのもいいです。
運転手は時々降り場の名前を大声で叫んでいますが、近くの人に確認して降りた方がよさそうです。
大理古城は終点になっており、所要時間はおよそ40分くらいです。
最後に
ここ昆明に限らず雲南省ではほとんど外国人に出逢わず、英語も通じません。
簡単な中国語だけでも頭に入れておくといいかもしれません。
中国は道も広く、事故や車同士の立ち往生などよっぽどのことがない限り渋滞はありません。
運転もそこまで荒くないので、雲南省のバスの移動は楽だと思います。