News

近い将来、アメリカのチップ制度がなくなるかもしれない?!

更新日:

アメリカのチップ制度、無しになる
近い将来アメリカのチップ制度がなくなるかもしれないという、話題を耳にしました。
そう最近、ニューヨークの日系レストランで「チップ制度廃止」の動きがあるんです。
主にアメリカではサービスを利用した際に支払う「チップ」。

日本をはじめ「チップ」のない国の旅行者には馴染みがなく、置き忘れたり、間際で急いで計算したりと不便に感じる人が多いのではないでしょうか。

どのガイドブックにも書いてあるとおり、チップの額に決まりはありません。
ニューヨークでは飲食代金の20%~30%が相場といわれています。
また「世界一チップを払う」と自負しているカナダのケベック州では、なんと40%分ものチップを払う人もいるそう。
とはいっても、チップは受けたサービスに対して支払われるものなので、サービスが悪いと感じたら多く払う必要はありません。
アメリカのチップ制度、無しになる
カードでの支払いの場合、チップを書き込むところがあるのでそこに金額を自分で書き入れます。
空欄のままにしておくとチップを払わないことになるが、あるいは現金で直接給仕人に手渡してもいいそうです。
お釣りを受け取らなくてもいい状態で、かつ自分のテーブルを担当している給仕人が忙しそうにしている場合、きっちり清算されるのを待たなくてもテーブルの上に代金を置いてそのまま立ち去っても大丈夫です。
ただし「ここにお金をおいたよ」という合図だけはジェスチャーで行うとスマートです。
アメリカのチップ制度、無しになる

そもそもチップの起源は、18世紀のイギリスのパブで、サービスを迅速に受けたい人のために
"To Insure Promptness"
と書かれた箱を置き、そこにお金を入れさせたことに由来し、チップの語源はこの箱に書かれた文言の頭文字である。
(Wikipediaより)

ニューヨークでチップを廃止したレストラン

■Sushi Yasuda

昨年からチップ制度を廃止。
マンハッタンで名高い寿司店。
レシートに「日本の習慣に倣い、従業員は十分な給料が支払われているためチップは頂きません」と記載。

■居酒屋Riki

「日本と同様のサービスにする」とチップ制度を廃止。

■リンカリー

カリフォルニア州サンディエゴの地産地消レストラン。
代わりに食事代に18%のサービス料をプラスして請求している。
その他の日系レストランを中心に「チップ制度廃止」の輪は広がっている。
アメリカのチップ制度、無しになる

改善後の街の声

・従業員はチップ額に左右されずに安定した収入を得られる。
・チップを支払わない分、もっと気軽に食事を楽しめる。
・チップを気にする必要がなくなったので会計が楽になった。
・もっと広がって欲しい。
・調理スタッフにもフロアースタッフ同様の給与が支払われるようになった。
・年齢、性別、人種関係なく給与が貰える。

最後に

この政策には私も大賛成です。
チップは特別なサービスまたは優先させて欲しいという人が払えばいいことで、全ての人が義務のように払うのは、時代遅れな気がします。
せっかく楽しい旅行がチップ額どうこうで、嫌な気持ちになるのはとっても残念ですよね。
チップ制の国はまだまだ多いですが、どうせ払うなら平等にサービス料が含まれた状態で、無駄をなくした方がよっぽどスマートだと思います。

-News
-,

Copyright© visiomire.com , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.