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ピカソやシャガールが絵画と版画で残した、戦中・戦後の世界「戦争の時代を生きた画家たち」

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ピカソ、シャガール、絵画、版画、戦中・戦後の世界、戦争の時代を生きた画家たち

戦後70年の節目を迎える今年「戦争とはなんだったのか」を改めて考えてみます。

現代を生きる日本の若者は戦争を体験していませんが、二度と同じ過ちを冒さないためにも、過去にあった悲しい戦争を知っておく必要があると私は思います。

今回そのきっかけとなったのは、群馬県桐生市の大川美術館で行われている「戦争の時代を生きた画家たち」です。
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空襲が激化する中東京の風景を書き続けた松本俊介。
兵士として過酷な戦場体験を銅板に刻んだ浜田知明。
中国や東南アジアへ渡航し従軍を重ね、広大な大地に魅せられた清水登之。
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また祖国の内戦に翻弄されながらも大作を生み出したパブロ・ピカソ、マルク・シャガール、ベン・シャーンら海外の有名作家の作品もみることができます。

出店画家

・パブロ・ピカソ
・マルクシャガール
・ベン・シャーン
・清水登之
・国吉康雄
・松本竣介
・鈴木満
・麻生三郎
・北岡文雄
・浜田知明
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大川美術館の創設者は全館長の大川栄二さんが1989年に桐生市が一望できる水道山に開館しました。
館内にはミュージアムショップ、図書館、テラス席もあるオシャレなカフェも併設されており古さを感じさせません。
その他アメリカの現代版画や、上田薫さんのグラフィックのような作品に、生誕100年の亀倉雄策さんの当時の東京オリンピックや大阪万博の懐かしいエンブレムを見ることができます。
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詳細
開催日:2015年8月29日(土)〜2015年11月8日(日)
開催時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
入場料:一般1,000円 /大学・高校600円 /小・中300円
・20名以上の団体は20%引
・障害者手帳をお持ちの方と、その介助者(1名のみ)を5割引き
・65歳以上は2割引き
・中学生以下の子供を同伴する保護者(2名まで)は5割引き
開催場所:大川美術館
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アクセス:JR桐生駅から徒歩15分、上もう電鉄西桐生駅から徒歩10分

最後に

不幸にも戦争のある時代に生まれた画家たち。
彼らが伝えたかったこと、残したかったかことは様々な形で表現され、静かに語りかけてきます。
現在私は妊娠中で、少々暗いタイトルだとは思いましたが、戦争は未来の子どもたちにも伝えていかなければならない大事なことだと強く実感しました。

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