航空自由化が進んだ欧米で発達したのが"サウスウェスト航空"。
同社が打ち立てたモデルはその後、アジアまで波及し、今では日本に9社が上陸しています。
シートはビジネス席1席で、エコノミー4人分に匹敵。
燃料の価格は上がる一方で、航空会社が打ち出すコストを抑えた飛行機とは、サービス1つ1つに料金を上乗せしていくシステムになっています。
例えば、荷物の重量制限や個数、機内食、ブランケットは通常航空料金に含まれています。
それが格安航空会社(LCC)の場合、それらを希望すると別途料金がかかります。
こんな人にはお勧め
1、旅行の荷物はいつも少ない
2、大して美味しくない機内食は必要ない
3、暑がりで、機内でブランケットは使わない
4、とにかく安く費用をおさえたい
5、日程に余裕がある
6、飛行機好き
7、席の間が狭くてもOK
既存航空大手
別名/レガシーキャリア、フルサービスエアライン
サービス/フルサービス
運賃/LCCより高額
座席/ファースト、ビジネス、エコノミーの3つ
予約/旅行代理店、航空会社、インターネット、電話
距離/短、中、長距離全て運航、ハブ・アンド・スポーク
アライアンス/多くがスターアライアンス、ワンワールド、スカイチームいずれかに加盟
顧客要求/安定運航、高級感、安心感
LCC(ローコストキャリア)
別名/格安航空会社
サービス/ノンフリルサービス
運賃/レガシーキャリアより安価
座席/エコノミーのみ(モノクラス)
予約/インターネット、電話で直接予約、短、中距離のみ
距離/ポイント・トゥ・ポイント
アライアンス/航空連合に原則非加盟
顧客要望/格安で移動、手軽さ
最後に
既存航空大手か、格安航空会社(LCC)を使うかは、その人のプランや費用によって使い分ければいいことで、安いから良いとは言い切れません。
格安航空会社(LCC)は安い分、人件費やサービスを省き、機械でチェックインし、飛行機の乗り場もかなり離れたところまでバスで向かったりします。
拘りがなく、日程に余裕がある人には格安航空会社(LCC)は魅力的なサービスだと言えますね。